精神保健福祉士の過去問
第24回(令和3年度)
保健医療サービス 問71

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問題

第24回(令和3年度) 精神保健福祉士国家試験 保健医療サービス 問71 (訂正依頼・報告はこちら)

「平成30年度国民医療費の概況」(厚生労働省)に基づく、2018年度(平成30年度)の国民医療費に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
  • 国民医療費は、50兆円を超えている。
  • 国民医療費の国民所得に対する比率は3%に満たない。
  • 国民医療費の財源の内訳は、保険料の割合よりも公費の割合の方が大きい。
  • 国民医療費は、診療種類別にみると、薬局調剤医療費の占める割合が最も大きい。
  • 人口一人当たり国民医療費は、75歳以上の人口一人当たり国民医療費よりも低い。

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この過去問の解説 (3件)

01

1、不適切です。国民医療費は43兆3949億円となっています。

2、不適切です。国民医療費の国民所得に対する比率は10.73%となっています。

3、不適切です。国民医療費の財源の内訳の内、保険料の割合は49.3%(21兆3727億円)であるのに対し、公費の割合は38.3%(16兆6049億円)となっており、保険料の割合の方が大きくなっています。

4、不適切です。国民医療費の中で最も大きい割合を占めているのは「医科診療医療費」で全体の72.2%となっています。対して薬局調剤医療費は全体の17.4%となっています。

5、適切な内容です。

参考になった数10

02

正解は、5番です。

1、国民医療費は、約43兆円です。

2、国民医療費の国民所得に対する比率は10%を超えています。

3、国民医療費の財源の内訳は、公費の割合よりも保険料の割合の方が大きいです。

4、国民医療費は、診療種類別にみると、「医科診療医療費」が最も大きいです。

5、人口一人当たり国民医療費は約34万円、75歳以上の人口一人当たり国民医療費は約92万円のため、正しいです

参考になった数5

03

正解は 5 です。

各選択肢については以下の通りです。

1.国民医療費は43兆3949億円です。

2.国民医療費の国民所得に対する比率は10%を超えています。

3.国民医療費の財源の内訳は、公費よりも保険料の割合のほうが大きくなっています。

4.国民医療費は、診療種類別に見ると医科診療医療費の占める割合が最も大きくなっています。

5.記載の通りです。

参考になった数2