精神保健福祉士の過去問
第24回(令和3年度)
精神疾患とその治療 問85
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問題
第24回(令和3年度) 精神保健福祉士国家試験 精神疾患とその治療 問85 (訂正依頼・報告はこちら)
次の記述のうち、脳の各部位の働きとして、正しいものを1つ選びなさい。
- 大脳皮質は情動をつかさどる。
- 延髄は呼吸をつかさどる。
- 小脳は体温調節をつかさどる。
- 視床は食欲をつかさどる。
- 視床下部は平衡感覚をつかさどる。
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この過去問の解説 (3件)
01
1、不適切です。情動などの感情をつかさどる脳の部位は「大脳辺縁系」です。
2、適切な内容です。延髄は人間の生命維持に不可欠な要素を多く担っており、呼吸の他、「消化吸収」や「循環」なども担っています。
3、不適切です。体温調節は間脳の「視床下部」が担っています。
4、不適切です。食欲をつかさどる脳の部位は「視床下部」です。視床下部にある摂食中枢と満腹中枢が働く事で食欲の調整がされています。
5、不適切です。平衡感覚をつかさどる脳の部位は「小脳」です。
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02
正解は 2 です。
各選択肢については、以下の通りです。
1.情動をつかさどるのは、大脳辺縁系の中の扁桃体部分です。
2.記載の通りです。
3.体温調節をつかさどるのは、間脳の視床下部です。
4.食欲をつかさどるのは、間脳の視床下部です。
5.平衡感覚をつかさどるのは、小脳です。
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03
正解は、2 です。
1 不適切です。
大脳皮質は、大脳の表面の薄い層のことを言います。
2 適切です。
延髄は、呼吸をつかさどり、生命維持に不可欠な機能を担います。
3 不適切です。
小脳は、平衡感覚をつかさどります。
4 不適切です。
視床は、視覚などの感覚情報を大脳皮質に中継する役割を担います。
5 不適切です。
視床下部は、体温調節をつかさどります。
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