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精神保健福祉士の過去問 第24回(令和3年度) 精神保健の課題と支援 問100

問題

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次のうち、被災者の心理的変化に関して、徐々に疲労が蓄積していくとともに、被災者同士の間で強い連帯感が生まれる時期として、適切なものを1つ選びなさい。
   1 .
茫然(ぼうぜん)自失期
   2 .
再建期
   3 .
幻滅期
   4 .
無感覚期
   5 .
ハネムーン期
( 第24回(令和3年度) 精神保健福祉士国家試験 精神保健の課題と支援 問100 )
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この過去問の解説 (3件)

14

1、✕ 茫然自失期は災害直後の時期の事を言います。突然訪れた災害という恐怖体験に対して茫然自失状態となる期間です。

2、✕ 再建期とは、災害の復旧が進み、被災者が徐々に日常生活に戻り始める時期の事を言います。

3、✕ 幻滅期とは、災害直後の混乱は収まり始め、復旧に入り始める時期の事を言います。同時に復旧の遅れに対して行政などに不満が出始める時期でもあります。

4、✕ 災害直後の茫然自失期において、災害をきっかけとした予期せぬ体験による無感覚、感情の欠如が起こる事があります。

5、〇 適切な内容です。

付箋メモを残すことが出来ます。
6

正解は 5 です。

各選択肢については以下の通りです。

1.茫然(ぼうぜん)自失期とは、災害により心理的なショックを受け、茫然自失の状態に陥る時期のことです。

 感覚麻痺や現実感の喪失を体験し、注意力が研ぎ澄まされ警戒心も高まります。

 災害発生後数日間続くとされています。

2.再建期とは、復旧が進み、今後の生活のめどが立ち始める時期です。

 気持ちも安定し、将来のことを考えることができるようになります。

3.幻滅期とは、災害直後の混乱が収まりはじめ、メディアや被災地以外の人々の関心が薄れ始める時期です。

 被災者間の被害格差があらわになったり、支援の遅れた人々が恵まれた人々を恨んだりし、疲労感や虚脱感等の心理的症状や 不眠・食欲不振などが現れることがあります。

4.感覚がなくなったり感情が欠如したりする状態は茫然自失期に多く見られます。

5.記載のとおりです。

5

正解は、 です。

1 不適切です。

茫然自失期とは、「茫然自失」と名称がついている通り、被災してすぐのぼんやりしたり、我を忘れたりしている時期のことです。

2 不適切です。

再建期は、いろいろな時期を乗り越えた後の復興の自信が出てくる時期のことです。

3 不適切です。

幻滅期とは、我慢が限界に達し、不安や不満が生じる時期のことです。

4 不適切です。

無感覚の状態は、「1」の茫然自失期に含まれると捉えることができます。

5 適切です。

強い連帯感が生まれ、助け合い始めます。

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