精神保健福祉士の過去問
第25回(令和4年度)
現代社会と福祉 問8
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問題
第25回(令和4年度) 精神保健福祉士国家試験 現代社会と福祉 問8 (訂正依頼・報告はこちら)
日本における人口の動向に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
(注)1.「『日本の将来推計人口』における中位推計」とは、国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成29年推計)」における、出生中位(死亡中位)の推計値を指す。
2.「2021年の人口推計」とは、総務省「人口推計2021年(令和3年10月1日)現在」における推計値を指す。
(注)1.「『日本の将来推計人口』における中位推計」とは、国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成29年推計)」における、出生中位(死亡中位)の推計値を指す。
2.「2021年の人口推計」とは、総務省「人口推計2021年(令和3年10月1日)現在」における推計値を指す。
- 第二次世界大戦後、1940年代後半、1970年代前半、2000年代後半の3回のベビーブームを経験した。
- 15~64歳の生産年齢人口は、高度経済成長期から1990年代後半まで減少を続け、以後は横ばいで推移している。
- 「『日本の将来推計人口』における中位推計」では、65歳以上の老年人口は2025年頃に最も多くなり、以後は緩やかに減少すると予想されている。
- 「2021年の人口推計」において、前年に比べて日本人人口が減少した一方、外国人人口が増加したため、総人口は増加した。
- 1970年代後半以降、合計特殊出生率は人口置換水準を下回っている。
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この過去問の解説 (3件)
01
日本は少子高齢化社会であり、高齢化率は世界に類を見ないスピードで進行しています。
✕ 日本のベビーブームは1947年~1949年の第一次ベビーブーム、1971年~1974年の第二次ベビーブームの2回です。最初のベビーブームで生まれた人達は「団塊の世代」、二回目のベビーブームで生まれた人達は「団塊ジュニア世代」などと呼ばれています。
✕ 日本における生産年齢人口は高度経済成長期から1995年までは増加していましたが、以降は減少に転じています。対して老年人口は上昇を続けています。
✕ 65歳以上の老年人口のピークは2042年とされており、以降は徐々に減少していくと言われています。
✕ 日本人人口、外国人人口とも減少しており、総人口は64万4千人の減少となりました。
〇 人口置換水準とは、人口が増加も減少もしない合計特殊出生率の事を言います。第二次ベビーブーム以降、日本の合計特殊出生率は人口置換水準を下回っています。
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02
合計特殊出生率は15から49歳までの既婚・未婚を問わない女性の年齢別修正率を合計したものです。人口置換水準とは人口が増えも減りもしない出生率のことをいいます。
我が国のベビーブームは1940 年代後半の第一次ベビーブームと、1970 年代前半の第二次ベビーブームの2回です。
生産年齢人口は少子化に伴って減少が続いています。
老年人口のピークは予測では2042 年頃です。
人口は減少が続いています。
人口置換水準とは現在の人口を維持できる水準をいいます。日本では 2.07 位と言われています。第二次ヘビーブームが終わって以降下回ったままです。
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03
人口の動向のように、発行されているデータから問われる問題はよく出されます。過去・近年・将来の動向についておさえておくようにしましょう。
不適切です。日本で起きているのは第一次・第二次ベビーブームであり、3回目は経験していません。
不適切です。高度経済成長期から1995年まで増加を続け、以後は減少傾向です。
不適切です。2025年以後も増加すると予想されています。
不適切です。外国人人口も減少しており、総人口は減少しております。
適切です。合計特殊出生率は人口置換水準を継続して下回っています。
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