精神保健福祉士の過去問 第25回(令和4年度) 精神保健福祉の理論と相談援助の展開 問7
この過去問の解説 (2件)
この問題は、相談援助のプロセスを問う問題です。
相談援助のプロセスとは、インテーク(受理面接)→アセスメント→プランニング→インターベンション(介入)→モニタリング(経過観察)→エバリュエーション(再アセスメント)→ターミネーション(終結)の各段階を指します。
個々の選択肢がどの段階のことについて記述されているか意識して解答しましょう。
適切ではありません。「援助関係の契約」は相談援助過程の早期に行われます。
適切です。「支援の進捗状況や適切性の確認」は、介入後のモニタリングに関する記述です。
適切ではありません。「支援ネットワークの形成」はプランニング・インターベンション段階で行われます。
適切ではありません。「相談援助過程の総括」は、終結にむけてのエバリュエーションとして行われます。
適切ではありません。「ニーズの背景を分析」することは、アセスメントの段階です。
相談援助のプロセスの流れを理解するとともに、各段階でどのようなことが行われるべきなのか確認するようにしましょう。
モニタリングとは、相談援助課程において、実際にサービスが提供されているか、サービスが当事者に適切だったかどうかなどを評価する段階のことです。相談援助課程については、それぞれの段階の用語と内容をすべて覚えておくようにしましょう。
不適切です。援助関係の契約は、相談援助課程の早期に行うものです。
適切です。実際に支援を開始し、その状況がどうか、適切だったかなどを確認します。
不適切です。支援計画を作成し、支援を実施する際に、他職種と支援ネットワークの形成を行います。
不適切です。「総括」とありますので、モニタリングも終了した後であると考えることができます。
不適切です。クライエントから話を伺い、計画作成等につなげていくことから、アセスメント段階と捉えることができます。
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