精神保健福祉士の過去問 第25回(令和4年度) 精神保健福祉の理論と相談援助の展開 問6
この過去問の解説 (2件)
「地域アセスメント」という「アセスメント」段階であり、状況の把握や分析を行うことを頭に入れて、適切な選択肢を選びましょう。
不適切です。「介入」の前に、アセスメントを行うことが重要です。
不適切です。「評価」は基本的に支援後の段階で行います。
不適切です。出向いて働きかけを行う前に、アセスメントを行うことが重要です。
適切です。資源力の把握とありますので、「地域アセスメント」と言うことができます。
不適切です。地域アセスメントを行った後に地域の課題が明確になります。その上で、援助を所属する機関で行えるかについて考えます。
地域アセスメントとは、その地域について客観的指標や観察を通して、地域ごとの現状・特徴を把握し、その地域課題を分析する手法の一つです。
地域アセスメントは質的な情報・量的な情報に大別できます。質的な情報としては住民との対話、量的な情報としては統計データやアンケートなどがあげられます。
適切ではありません。地域に「介入」していく足がかりになるのが、地域アセスメントです。
適切ではありません。計画→実行→評価→改善の流れでいえば、アセスメントは計画・実行の前段階です。
適切ではありません。計画→実行→評価→改善の流れでいえば、アセスメントは計画・実行の前段階です。「地域で生活する精神障害者のもとへ出向いて働きかける」はアセスメント・計画後に行われるべきです。「働きかける」ではなく、アセスメントのため「お話を伺う」であれば正解といえます。
適切です。「地域における潜在的な資源力を把握」し地域課題を分析することが地域アセスメントです。
適切ではありません。計画→実行→評価→改善の流れでいえば、アセスメントは計画の前段階です。「地域課題に対する援助を所属する機関で行えるか否かを判断する」はアセスメント後に行われるべきです。
地域アセスメントも個人に対するアセスメントも大枠は異なりません。アセスメントをなぜとる必要があるのかなど意味合いを考えて解答しましょう。
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