過去問.com - 資格試験の過去問 | 予想問題の解説つき無料問題集

精神保健福祉士の過去問 第25回(令和4年度) 精神保健福祉の理論と相談援助の展開 問6

問題

このページは問題閲覧ページです。正解率や解答履歴を残すには、 「条件を設定して出題する」をご利用ください。
[ 設定等 ]
地域アセスメントに関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
   1 .
介入を行い、地域の変化を観察する。
   2 .
提供したサービスの効果を評価する。
   3 .
地域で生活する精神障害者のもとへ出向いて働きかける。
   4 .
地域における潜在的な資源力を把握する。
   5 .
地域課題に対する援助を所属する機関で行えるか否かを判断する。
( 第25回(令和4年度) 精神保健福祉士国家試験 精神保健福祉の理論と相談援助の展開 問6 )
このページは問題閲覧ページの為、解答履歴が残りません。
解答履歴を残すには、
条件を設定して出題する」をご利用ください。

この過去問の解説 (2件)

6

「地域アセスメント」という「アセスメント」段階であり、状況の把握や分析を行うことを頭に入れて、適切な選択肢を選びましょう。

選択肢1. 介入を行い、地域の変化を観察する。

不適切です。「介入」の前に、アセスメントを行うことが重要です。

選択肢2. 提供したサービスの効果を評価する。

不適切です。「評価」は基本的に支援後の段階で行います。

選択肢3. 地域で生活する精神障害者のもとへ出向いて働きかける。

不適切です。出向いて働きかけを行う前に、アセスメントを行うことが重要です。

選択肢4. 地域における潜在的な資源力を把握する。

適切です。資源力の把握とありますので、「地域アセスメント」と言うことができます。

選択肢5. 地域課題に対する援助を所属する機関で行えるか否かを判断する。

不適切です。地域アセスメントを行った後に地域の課題が明確になります。その上で、援助を所属する機関で行えるかについて考えます。

付箋メモを残すことが出来ます。
2

地域アセスメントとは、その地域について客観的指標や観察を通して、地域ごとの現状・特徴を把握し、その地域課題を分析する手法の一つです。

地域アセスメントは質的な情報・量的な情報に大別できます。質的な情報としては住民との対話、量的な情報としては統計データやアンケートなどがあげられます。

選択肢1. 介入を行い、地域の変化を観察する。

適切ではありません。地域に「介入」していく足がかりになるのが、地域アセスメントです。

選択肢2. 提供したサービスの効果を評価する。

適切ではありません。計画→実行→評価→改善の流れでいえば、アセスメントは計画・実行の前段階です。

選択肢3. 地域で生活する精神障害者のもとへ出向いて働きかける。

適切ではありません。計画→実行→評価→改善の流れでいえば、アセスメントは計画・実行の前段階です。「地域で生活する精神障害者のもとへ出向いて働きかける」はアセスメント・計画後に行われるべきです。「働きかける」ではなく、アセスメントのため「お話を伺う」であれば正解といえます。

選択肢4. 地域における潜在的な資源力を把握する。

適切です。「地域における潜在的な資源力を把握」し地域課題を分析することが地域アセスメントです。

選択肢5. 地域課題に対する援助を所属する機関で行えるか否かを判断する。

適切ではありません。計画→実行→評価→改善の流れでいえば、アセスメントは計画の前段階です。「地域課題に対する援助を所属する機関で行えるか否かを判断する」はアセスメント後に行われるべきです。

まとめ

地域アセスメントも個人に対するアセスメントも大枠は異なりません。アセスメントをなぜとる必要があるのかなど意味合いを考えて解答しましょう。

問題に解答すると、解説が表示されます。
解説が空白の場合は、広告ブロック機能を無効にしてください。
他のページから戻ってきた時、過去問ドットコムはいつでも続きから始めることが出来ます。
また、広告右上の×ボタンを押すと広告の設定が変更できます。
この精神保健福祉士 過去問のURLは  です。
付箋は自分だけが見れます(非公開です)。