精神保健福祉士の過去問
第25回(令和4年度)
精神保健福祉に関する制度とサービス 問8
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問題
第25回(令和4年度) 精神保健福祉士国家試験 精神保健福祉に関する制度とサービス 問8 (訂正依頼・報告はこちら)
次の記述のうち、社会調査におけるオプトアウトの説明として、正しいものを1つ選びなさい。
- 外部との経済的な利益関係等によって、研究が適正に行われないことを指す。
- 調査対象者に研究の目的やリスクなど十分に説明を行い、同意を得ることを指す。
- 調査対象者の既存の個人情報を調査で利用することについて、本人に拒否の機会を保障することを指す。
- 調査対象者の心的外傷に触れる質問をすることで、調査対象者の精神的負担が生じることを指す。
- 調査対象者の人格や尊厳を傷つけるような言動や行為になっていないか、常に意識することを指す。
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この過去問の解説 (3件)
01
社会調査における用語の意味を問う問題です。社会調査の定義、種類、方法など確認して試験に備えましょう。
適切ではありません。利益相反(CONFLICT OF INTEREST: COI)の説明です。
適切ではありません。対象者の保護についての留意事項(インフォームド・コンセント)です。もともとは医療分野における用語ですが、社会調査においても用いられます。
適切です。オプトアウトの説明です。調査に同意・承諾することをオプトインといいます。
適切ではありません。調査による「侵襲」には十分配慮する必要があります。
適切ではありません。「オプトアウト」の説明ではありません。
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02
社会調査に関する方法や意味についての問題はよく出てきます。「オプトイン」の意味も確認しておきましょう。
不適切です。記述内容のようなことはありません。
不適切です。記述内容は、「インフォームドコンセント」についてです。
適切です。記述の通りです。
不適切です。実際に「質問をする」調査を行っていると読み取れますので、違うことがわかります。
不適切です。オプトアウトとは個人情報の許諾に関することがポイントですので、具体的に言動や行為を意識することではありません。
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03
様々な理論の確立や、仮説を証明するためには調査を行う必要があります。本設問においては、社会調査を行う上で必要な倫理的配慮についても問われているため、併せて覚えておくと良いでしょう。
✕ 選択肢の内容は「利益相反」の説明となっています。
✕ 選択肢の内容は「インフォームドコンセント」の説明となっています。
〇 選択肢の内容はオプトアウトの説明となっています。
✕ 調査を行う際には調査対象者に苦痛や不利益を与えないために、最大限の予防策を講じるよう配慮する必要があります。しかしこれはオプトアウトの説明とはなっていません。
✕ 調査を行う上で、調査対象者の人格や尊厳を守るよう配慮する事は倫理規程に定められていますが、オプトアウトの説明にはなっていません。
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