精神保健福祉士 過去問
第26回（令和5年度）
問72 (保健医療サービス 問4)
問題文
診療報酬に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
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問題
精神保健福祉士試験 第26回（令和5年度） 問72（保健医療サービス 問4） （訂正依頼・報告はこちら）
診療報酬に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 診療報酬の請求は、各月分について行わなければならない。
- 請求された診療報酬は、中央社会保険医療協議会が審査する。
- 医療機関が診療報酬を請求してから報酬を受け取るまで約6か月掛かる。
- 診療報酬点数表には、医科、歯科、高齢の点数表がある。
- 診療報酬点数は、1点の単価が1円とされている。
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この過去問の解説 （3件）
01
診療報酬の審査機関や診療報酬点数などの基本的事項について整理しておきましょう。
診療報酬は審査支払機関に月ごとにまとめて請求されます。
診療報酬の審査は審査支払機関が行います。中央社会保険医療協議会は診療報酬改定の審議を行う機関です。
診療報酬の支払いは請求から約2か月後です。
診療報酬点数表には医科、歯科、調剤が含まれます。
診療報酬点数は全国一律で1点10円です。
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02
診療行為のひとつひとつに厚生労働大臣が定めた点数（診療報酬）が定められています。
それらの点数を足し合わせて算出した金額が、診療にかかる医療費となる制度が診療報酬制度です。
他の制度（介護報酬、障害福祉サービス費等の報酬など）と整理して覚えるようにしましょう。
正しい選択肢です。
保険医療機関等は、翌月の10日までに審査支払期間に診療報酬の請求を行います。
誤った選択肢です。
請求された診療報酬は、審査支払機関（社会保険診療報酬支払基金、国民健康保険団体連合会）が審査します。
中央社会保険医療協議会は、診療報酬改定、健康保険制度などを審議する厚生労働大臣の諮問機関です。
誤った選択肢です。
保険医療機関等は、翌月の10日までに審査支払期間に診療報酬の請求を行います。
実際の支払いは請求をした翌月の下旬に行われます。
誤った選択肢です。
診療報酬点数表は、医科、歯科、調剤の区分で構成されています。
誤った選択肢です。
診療報酬点数は1点10円です。
全国どこでも変わりません。
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03
診療報酬に関して問われる問題となっています。基本的な内容が多いため、基本部分についておさえておきましょう。
〇 診療報酬の請求は毎月行う必要があります。
✕ 請求された診療報酬は、その内容が適正かどうかを判断するため、審査が行われます。その審査を担当するのは「国民健康保険団体連合会」または「社会保険診療報酬支払基金」です。
✕ 医療機関が診療報酬を請求してから報酬を受け取るのは、原則診療月の2か月後です。
✕ 診療報酬点数表には、医科・歯科・調剤の3つがあります。
✕ 診療報酬点数の1点の単価は10円とされています。
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