精神保健福祉士 過去問
第26回（令和5年度）
問73 (保健医療サービス 問5)

✕　医療計画は、都道府県が基本方針に即して、かつ、地域の実情に応じて、当該都道府県における医療提供体制の確保を図るための計画を定めると規定されています。国が策定するものではありません。

〇　5疾病・6事業および在宅医療に関する事項については、国が現状把握のための指標や数値目標を例示しており、都道府県はそれを参考にして医療計画を策定しています。

✕　医療圏は、一次医療圏・二次医療圏・三次医療圏の3つから構成されています。

✕　病院の定義や人員、設備の基準などは、医療法やその施行規則などに定められています。医療計画で定めるものではありません。

✕　医療計画は6年ごとに調査・分析・評価を行う事が医療法に定められています。2年ごとに見直されるものとしては、診療報酬があります。

医療計画は都道府県が策定します。

医療計画には、5疾病・6事業の医療の確保目標や医療連携体制に関する事項が含まれます。
（医療法施行規則 第30条の4第2項 第4,5号　第30条の28）

医療圏は一次（市町村レベル）、二次（複数市町村レベル）、三次（都道府県レベル）に分類されます。

病院の定義や人員、設備の基準は医療法で定められています。

医療計画は6年を一期として、見直しは3年ごとに行います。

誤った選択肢です。

各都道府県が、基本方針に即して、かつ、地域の実情に応じて、都道府県における医療提供体制の確保を図るために策定します。

正しい選択肢です。

各都道府県が、基本方針に即して、かつ、地域の実情に応じて、都道府県における医療提供体制の確保を図るために策定します。

誤った選択肢です。

医療法は、病床の整備を図るべき地域的単位（二次医療圏）、特殊な医療を提供する地域的単位（三次医療圏）をそれぞれ定義してます。

医療計画において、その圏域を定めることとされています。

誤った選択肢です。

医療計画で定める事項とはされていません。

医療法等により定められています。

誤った選択肢です。

６年ごとに調査、分析及び評価を行い、必要がある場合は変更されます。

また、在宅医療、医師の確保及び外来医療に関する事項については、３年ごとに調査、分析及び評価を行い、必要がある場合は変更されます（医療法30条の6）。