精神保健福祉士 過去問
第26回(令和5年度)
問130 (精神保健福祉の理論と相談援助の展開 問12)

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問題

精神保健福祉士国家試験 第26回(令和5年度) 問130(精神保健福祉の理論と相談援助の展開 問12) (訂正依頼・報告はこちら)

精神科病院に入職して4か月たつG精神保健福祉士(22歳)は、入職8年目のH精神保健福祉士から、定期的にスーパービジョンを受けている。今日は、H精神保健福祉士が、G精神保健福祉士と入院患者との面接に同席した。面接が終わると、2人は相談室に戻り、振り返りを行った。H精神保健福祉士は、「よいタイミングで相づちを入れて話を引き出していましたね」と話した。G精神保健福祉士は、「次の話題へどのように進めればいいのか迷いました。あれでよかったのでしょうか」とH精神保健福祉士に話した。そこで、H精神保健福祉士は気づきを促した。
次のうち、この場面で行われたスーパービジョンの形態に関する説明として、正しいものを1つ選びなさい。
  • ピア・スーパービジョン
  • ライブ・スーパービジョン
  • セルフ・スーパービジョン
  • ユニット・スーパービジョン
  • グループ・スーパービジョン

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この過去問の解説 (2件)

01

スーパービジョンとは、経験の浅い専門職(スーパーバイジー)に対して、経験豊富な専門職(スーパーバイザー)が指導や教育を行う事を言います。それによりスーパーバイジーのスキルアップや、燃え尽き症候群の防止に繋げる効果が期待されます。

選択肢1. ピア・スーパービジョン

✕ ピア・スーパービジョンは、スーパーバイジー同士で自身の実践などを振り返り、それに対して他のメンバーから助言や意見をもらう形のスーパービジョンの事を言います。スーパービジョンではスーパーバイザーがいる事が多いですが、ピア・スーパービジョンではスーパーバイザーの役割を固定せず、参加メンバーがそれぞれその役割を担い、助言しあう事となります。

本事例では、H精神保健福祉士が固定されたスーパーバイザーの役割を担っているため、ピア・スーパービジョンは実施されていません。

選択肢2. ライブ・スーパービジョン

〇 ライブ・スーパービジョンとは、スーパーバイジーが実際に面接している場面にスーパーバイザーが同席した上で行われるスーパービジョンの事を言います。

本設問では、G精神保健福祉士が入院患者と実際に面接している場面をH精神保健福祉士も同席して確認しており、その際の受け答えについて評価を行っているため、ライブ・スーパービジョンの形が取られていると言えます。

選択肢3. セルフ・スーパービジョン

✕ セルフ・スーパービジョンとは、スーパーバイジーが自分自身の実践内容を振り返る事を言います。

本設問ではG精神保健福祉士とH精神保健福祉士によるスーパービジョンが行われているため、セルフ・スーパービジョンの形を取っている訳ではありません。

選択肢4. ユニット・スーパービジョン

✕ ユニット・スーパービジョンとは、複数のスーパーバイザーが担当してスーパーバイジーにスーパービジョンを行う事を言います。

本設問ではH精神保健福祉士が一人でスーパーバイザーを行っているため、ユニット・スーパービジョンを行っている訳ではありません。

選択肢5. グループ・スーパービジョン

✕ グループ・スーパービジョンは、一人のスーパーバイザーが複数のスーパーバイジーに対してスーパービジョンを行う事を言います。

本設問のスーパーバイジーはG精神保健福祉士一人のため、グループ・スーパービジョンを行っている訳ではありません。

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02

入職して4か月の精神保健福祉士が8年目の先輩の精神保健福祉士からスーパービジョンを受けている場面です。スーパービジョンにもさまざまな形態や機能がありますので、おさえておきましょう。

選択肢1. ピア・スーパービジョン

不適切です。ピア・スーパービジョンとは、G精神保健福祉士と同じような仕事をしている人たちが集まり互いに情報交換などを行う研修のことです。

選択肢2. ライブ・スーパービジョン

適切です。スーパーバイジーであるG精神保健福祉士とスーパーバイザーであるH精神保健福祉士が振り返りを行っている場面です。

選択肢3. セルフ・スーパービジョン

不適切です。セルフ・スーパービジョンは、G精神保健福祉士が自身で実践を振り返ることを意味します。

選択肢4. ユニット・スーパービジョン

不適切です。ここでは、H精神保健福祉士1人がG精神保健福祉士1人に対してスーパービジョンを行っています。

選択肢5. グループ・スーパービジョン

不適切です。ここでは、H精神保健福祉士1人がG精神保健福祉士1人に対してスーパービジョンを行っています。

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