精神保健福祉士 過去問
第27回（令和6年度）
問68 (ソーシャルワークの基盤と専門職 問5)

設問はCOSの説明となります。ＣＯＳの友愛訪問等の活動はケースワークの確立に繋がりました。

設問の通り。

不適切。
ケーススタディとは、現実に起こったケースやもしくは現実に起こりそうなケースの分析・検討を行ない、再発防止などにつながる原則を見出したり対応策を検討する方法のことです。アメリカの初期のセツルメントの活動ではありません。

不適切。
設問はイギリスの慈善組織協会（COS）について説明したものとなります。救済に値しない貧民は救貧法に委ねるしかありませんでした。

不適切。
1889年シカゴに世界最大のセツルメント「ハルハウス」が設立されました。トインビーホールはロンドンに設立されました。

友愛訪問活動を行ったのは、慈善組織協会です。

セツルメントは、貧困を社会的・経済的な問題として捉えました。

ケーススタディを通して貧困状態にある人の救済を行ったのは、友愛訪問活動です。

援助の効率化を図るために「援助に値する貧民」を選別したのは、友愛訪問活動です。

シカゴに設立されたのは、J.アダムスが設立したハルハウスです。トインビーホールは、バーネット夫妻がロンドンに設立しました。

誤り
「施与ではなく友人を」を掲げて友愛訪問活動を行ったのはCOS（慈善組織協会）です。

正しい
セツルメント運動では、貧困を社会的・経済的な問題として捉えていました。

誤り
ケーススタディではなく、実際に貧困地域に移り住んで救済活動を行いました。

誤り
「援助に値する貧民」を選別したのはCOS（慈善組織協会）です。

誤り
トインビーホールが設立されたのはロンドンです。シカゴにはハルハウスが設立されました。