精神保健福祉士 過去問
第27回(令和6年度)
問94 (現代の精神保健の課題と支援 問1)
問題文
次のうち、「令和2年患者調査」(厚生労働省)において、精神疾患を有する外来患者数の内訳で最も多い傷病分類として、正しいものを1つ選びなさい。
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問題
精神保健福祉士試験 第27回(令和6年度) 問94(現代の精神保健の課題と支援 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、「令和2年患者調査」(厚生労働省)において、精神疾患を有する外来患者数の内訳で最も多い傷病分類として、正しいものを1つ選びなさい。
- てんかん
- 統合失調症、統合失調症型障害及び妄想性障害
- 神経症性障害、ストレス関連障害及び身体表現性障害
- 精神作用物質使用による精神及び行動の障害
- 気分[感情]障害(躁(そう)うつ病を含む)
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この過去問の解説 (1件)
01
厚生労働省が実施する「患者調査」は、特に多い疾患の種類や患者の数、治療期間の長さを把握するために重要な統計調査です。
この調査結果から、日本の医療政策の方針や福祉体制が方向づけられます。
精神疾患の分野でも、どのような疾患の件数が多いかを把握することは、精神保健医療のニーズや医療提供体制の拡充に必要不可欠です。
✕
令和2年の時点でのてんかん患者数は約40万人と推定されています。
✕
「令和2年患者調査」によると、令和2年の外来患者における統合失調症、統合失調症型障害及び妄想性障害患者は約50万人です。
✕
令和2年における、神経症性障害、ストレス関連障害及び身体表現性障害による外来患者数は約123万人です。
✕
令和2年における、精神作用物質使用による精神及び行動の障害による外来患者数は約79万人です。
◯
令和2年における、気分[感情]障害(躁(そう)うつ病を含む)による外来患者数は約169万人となっており、精神疾患の中で外来患者が最も多い疾患です。
厚生労働省が発表している資料やデータには目を通しておきましょう。
「令和2年患者調査」において、精神疾患を有する外来患者数の内訳で最も多い傷病分類は、気分[感情]障害(躁うつ病を含む)です。
これは、現代社会におけるストレスや社会の変化が、人々の精神健康に大きく影響しているためと予測されます。
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