世界史の過去問 | 予想問題
世界史A
問6

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問題

世界史A 平成24年度(2013年) 問6 (訂正依頼・報告はこちら)

歴史上の交易と交通・輸送について述べた次の文章を読み、下の問いに答えよ。

(5)中世ヨーロッパでは、河川が重要な(6)内陸交通路となっていた。定期市が栄えたシャンパーニュ地方は内陸にあるが、地中海に注ぐ河川と、イギリス海峡・北海に注ぐ河川とを、どちらも利用できる地域である。木材・ブドウ酒・塩など、重い物を大量に輸送する手段としては、水上交通の方が陸上交通よりも優位にあったので、河川に面した都市が各地で繁栄し、(7)18世紀以降には運河の開発も一層進んだ。鉄道や自動車、(8)飛行機が普及した現在もなお、ヨーロッパの河川と運河は交通路としての役割を果たしている。

問 下線部(6)に関連して、世界史上の交易や交通について述べた文として誤っているものを、次の(1)~(4)のうちから一つ選べ。
  • アケメネス朝ペルシアでは、道路(「王の道」)が整備された。
  • フェニキア人は、海上交易で活躍した。
  • 玄奘は、海路でインドに赴いた。
  • ナチス=ドイツは、自動車道路(アウトバーン)の整備を進めた。

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この過去問の解説 (1件)

01

消去法を使います。

1、正しい。
確認ポイント:「王の道」
・ダレイオス1世により、首都スサ~サルデスまで建設されました。

2、正しい。
確認ポイント:「フェニキア人」
・東地中海での海上貿易で活躍しました。アケメネス朝ペルシアの時代に保護を受けます。

3、「海路」の部分が間違いです。正しくは陸路です。
確認ポイント:「玄奘」
・玄奘は『西遊記』三蔵法師のモデルです。このことが分かっていれば、自ずと陸路であったと分かります。

4、正しい。
確認ポイント:ドイツといえば自動車です。
アウトバーンはしばしば、ヒトラー唯一の功績として言われます。失業者対策の公共事業とされました。

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