世界史の過去問 | 予想問題
世界史A
問8
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問題
世界史A 平成24年度(2013年) 問8 (訂正依頼・報告はこちら)
歴史上の交易と交通・輸送について述べた次の文章を読み、下の問いに答えよ。
(5)中世ヨーロッパでは、河川が重要な(6)内陸交通路となっていた。定期市が栄えたシャンパーニュ地方は内陸にあるが、地中海に注ぐ河川と、イギリス海峡・北海に注ぐ河川とを、どちらも利用できる地域である。木材・ブドウ酒・塩など、重い物を大量に輸送する手段としては、水上交通の方が陸上交通よりも優位にあったので、河川に面した都市が各地で繁栄し、(7)18世紀以降には運河の開発も一層進んだ。鉄道や自動車、(8)飛行機が普及した現在もなお、ヨーロッパの河川と運河は交通路としての役割を果たしている。
問 下線部(8)に関連して、飛行機が使用された出来事について述べた次の文aとbの正誤の組合せとして正しいものを、下の(1)~(4)のうちから一つ選べ。
a. スペイン内戦の最中に、ゲルニカが爆撃を受けた。
b. ソ連によるベルリン封鎖に対抗して、物資の空輸が行われた。
(5)中世ヨーロッパでは、河川が重要な(6)内陸交通路となっていた。定期市が栄えたシャンパーニュ地方は内陸にあるが、地中海に注ぐ河川と、イギリス海峡・北海に注ぐ河川とを、どちらも利用できる地域である。木材・ブドウ酒・塩など、重い物を大量に輸送する手段としては、水上交通の方が陸上交通よりも優位にあったので、河川に面した都市が各地で繁栄し、(7)18世紀以降には運河の開発も一層進んだ。鉄道や自動車、(8)飛行機が普及した現在もなお、ヨーロッパの河川と運河は交通路としての役割を果たしている。
問 下線部(8)に関連して、飛行機が使用された出来事について述べた次の文aとbの正誤の組合せとして正しいものを、下の(1)~(4)のうちから一つ選べ。
a. スペイン内戦の最中に、ゲルニカが爆撃を受けた。
b. ソ連によるベルリン封鎖に対抗して、物資の空輸が行われた。
- a ― 正 b ― 正
- a ― 正 b ― 誤
- a ― 誤 b ― 正
- a ― 誤 b ― 誤
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この過去問の解説 (1件)
01
a:正しい。
・この爆撃により、これまで主流であった敵の基地攻撃(いわゆる戦術的爆撃)よりも、後方の市街地を無差別に爆撃することで、
一般市民に恐怖心を与える戦略的爆撃の方が効果があると証明されました。
この爆撃が第二次世界大戦での無差別空爆の予行演習となりました。
・これをもとにして描かれたのが「ゲルニカ」(ピカソ)です。
b:正しい。
確認ポイント:「ベルリン封鎖」と「ベルリンの壁」
「ベルリン封鎖」は1948年6月~1949年5月です。
・アメリカ軍の西側占領部隊撤退を目的として、西ドイツからベルリンに繋がる全ての道路・鉄道・水路を、スターリンによって封鎖されました。
これに対抗したアメリカは、空路による物資補給「大空輸送作戦」を行いました。
「ベルリンの壁」は1961年~1989年11月です。
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