社会福祉士の過去問
第27回(平成26年度)
人体の構造と機能及び疾病 問1

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問題

社会福祉士試験 第27回(平成26年度) 人体の構造と機能及び疾病 問1 (訂正依頼・報告はこちら)

人体の構造と機能に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
  • アルブミンは酸素の運搬にかかわる。
  • ヘモグロビンは感染の防御にかかわる。
  • 平滑筋は随意的に収縮できる。
  • 気管は食道の後方に位置する。
  • 横隔膜は呼吸にかかわる。

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この過去問の解説 (4件)

01

1× 酸素の運搬に関わるのはヘモグロビンで、アルブミンは、
   カルシウムや亜鉛、脂肪酸などです。
2× 感染の防御に関わるのは、グロブリンです。
3× 平滑筋は自律神経によって支配された不随意筋であり、
   各臓器や血管に分布しています。
   なお、随意的に収縮できるのは骨格筋です。
4× 気管は食道の前面にあります。
5○ 横隔膜が下がることで肺が受動的に膨らみ、呼気が肺に入り、
   横隔膜が上がることで呼気が外に吐き出されます。

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02

正解は5です。

1.アルブミンは、血液の浸透圧の維持などにかかわっています。

2.ヘモグロビンは、酸素の運搬や呼吸にかかわっています。

3.平滑筋は随意的に収縮できない不随意筋です。

4.気管は食道の前方に位置しています。

5.横隔膜は呼吸にかかわります。

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03

×1 . アルブミンは、血液の成分であり肝機能と関連があるものです。酸素の運搬にかかわるのは、アルブミンではなく、2のヘモグロビンです。

×2 . ヘモグロビンは、血液の成分で、細胞内に酸素を供給するものです。 感染の防御に関わるのは、白血球です。

×3 . 平滑筋は、運動神経との結合がないため、随意的に収縮することができません。不随意筋と呼ばれています。

×4 . 気管は食道の前方に位置しています。

○5 . 横隔膜は呼吸にかかわっています。空気を吸うときには、横隔膜が収縮し前に下がるので胸膜腔の内圧が下がるので肺が膨らみます。逆に吐くときには、横隔膜が弛緩し上がっていくので肺の内圧が上がり肺から空気が出ていくのを助けます。

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04

1【×】血中の酸素の運搬に関わるのはヘモグロビンです。
2【×】ヘモグロビンは酸素の運搬に関わり、感染の防御に関わるのはグロブリンです。
3【×】平滑筋は内臓や血管にあり、不随的です。骨格筋が随意的に収縮します。
4【×】気管は食道の前面に下降します。
5【○】横隔膜が下がることで空気が入り肺が膨らみ、上がることで空気が出され呼吸になります。

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