社会福祉士の過去問
第27回(平成26年度)
社会保障 問53

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問題

社会福祉士試験 第27回(平成26年度) 社会保障 問53 (訂正依頼・報告はこちら)

児童手当に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
  • 児童扶養手当が支給される世帯に対しては、児童手当は支給されない。
  • 児童手当の支給には、所得制限が設けられている。
  • 児童手当は、第2子から支給される。
  • 児童手当の支給は、児童が小学校を修了するまでである。
  • 児童手当の費用は、国と地方自治体が半分ずつ負担する。

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この過去問の解説 (3件)

01

1× 児童扶養手当と児童手当は、対象範囲や制限が異なり、併給が可能です。
2○ 児童手当は、扶養親族などの数に従った所得制限があります。
3× 児童手当の支給は、1991年改正から第1子からになりました。
4× 児童手当の支給は、中学校修了までです。
5× 児童手当の負担割合は、被用者・非被用者・公務員などで異なり、半分ずつ負担でない場合があります。

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02

1.×
 ひとり親家庭は、児童手当と児童扶養手当の両方をもらうことができます。
 児童手当は児童を養育している人に支給されますが、児童扶養手当は、父母が離婚した児童、父または母が死亡した児童、父または母が一定の障害状態にある児童などの養育者に支給されます。

2.○
 手当を受け取る人の扶養親族等の数に応じて所得制限限度額が設定されています。
 手当を受け取る人の所得が、所得制限限度額以上の場合には、特例給付として児童1人につき月額5千円を支給します。

3.×
 児童手当は、第1子から支給されます。中学校修了まで(15歳の誕生日後の最初の3月31日まで)の児童1人につき月額1万5千円または1万円が支給されます。

4.×
 選択肢3にもあるように、中学校修了まで(15歳の誕生日後の最初の3月31日まで)支給されます。

5.×
 児童手当の財源は、国、地方自治体(都道府県、市町村)、事業主拠出金で構成されています。
主な費用負担は、国が3分の2、地方自治体が3分の1となっています。ただし、被用者の0歳から3歳未満の児童手当は、事業主が15分の7、国が45分の16、地方自治体が45分の8となっています。

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03

正解は2です。

1.児童手当と児童扶養手当は併給することができます。

2.児童手当の支給には、所得制限が設けられています。

3.児童手当は、第1子から支給されます。

4.児童手当は、児童が中学校を修了するまで支給されます。

5.児童手当の費用は、児童の年齢や、父母等が被用者かどうかにより負担割合が異なります。半分ずつの負担ではありません。

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