社会福祉士の過去問
第28回(平成27年度)
人体の構造と機能及び疾病 問7

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問題

社会福祉士試験 第28回(平成27年度) 人体の構造と機能及び疾病 問7 (訂正依頼・報告はこちら)

精神疾患の診断・統計マニュアル(DSM−5)の「躁病エピソード」に記載されている症状はどれか。正しいものを1つ選びなさい。
  • 易怒的
  • 睡眠過多
  • 幻覚
  • 疲労感
  • 強迫行為

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この過去問の解説 (3件)

01

1○ 易怒的であることは非常に重要な躁病エピソードの症状です。
2× 躁病エピソードでは、睡眠欲求減少が認められます。
3× 幻覚は統合失調症スペクトラム障害に記載されています。
4× 疲労感は大うつ病エピソードに記載されている症状です。
5× 強迫行為は強迫症や、強迫性障害の記載事項です。

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02

DSM5とは、精神疾患の診断基準・診断分類で、アメリカの精神医学会が作成しているものです。
この中での「躁病エピソード」には、
・易怒性
・普段とは異なる持続性の亢進活動が続く
・多弁
・睡眠欲求の減少
・注意散漫
・観念奔逸
等がみられます。

1、易怒的は、躁病エピソードのひとつです

2、睡眠過多は、躁病でも出ますがうつ病の時にでやすくなります。なお、DSM5には「睡眠過多」は含まれていません。

3、幻覚は、統合失調症に特徴的な症状です。

4、疲労感は、うつ病エピソードに見られます。反対に「躁病エピソード」では活動亢進が見られます・

5、強迫行為は、強迫性障害に見られるもので「強迫症」のエピソードです。

以上から、正解は1です。

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03

正解は1です。

精神疾患の診断・統計マニュアル(DSM-5)の「躁病エピソード」に記載されている症状は、易怒的(怒りやすくなること)です。

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