社会福祉士の過去問
第28回(平成27年度)
現代社会と福祉 問25

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問題

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は3です。

1.政府による資源配分のなかには、必要であるかないかに関わらず一律に配分されるものもあるため、適切とはいえません。

2.普遍主義とは、ニーズの質や水準にかかわりなく、サービスを提供することで、定額の負担を課すことではありません。

3.ニーズ充足の評価には、主観的評価も含まれます。

4.サービス情報が公開されていても、その情報にたどり着けない人や、そもそもニーズを自覚していない人もいるため、ニーズが潜在化することはあります。

5.主観的な欲求以外にも、規範的なものや、比較して必要といえるものもニーズとして存在します。

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02

1× 日本は必要原則と貢献原則による資源配分が行われています。
2× 普遍主義はすべての人をサービスの対象とすることです。
3○ ニーズ充足評価には、主観的なものも客観的なものもあります。
4× 公表されていても、主観的ニーズと客観的ニーズの両面が把握されないと潜在化してしまいます。
5× 表明されたニーズ以外に、規範的ニーズ・比較ニーズなどがあります。

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03

ニーズについて、広い範囲で出題されており、専門用語からどの内容を問われているのか推測する必要があります。

1× ニーズ(必要)原則とは、個人それぞれが必要とする度合いで配分量を決めることです。

政府による資源配分の中には、厚生年金のような貢献原則を取ることもあります。

2× 普遍主義は、ニーズの質や水準に関わらず「資源分配」をすることであり、サービス負担を均一にすることではありません。

3〇 正しいです。ニーズには、「スピリチュアル(霊的)」のような主観的な評価も含まれています。

4× ニーズが潜在化する原因は「ニーズを認識できていない」ことにあります。つまり、サービス情報を公開すれば、ニーズを認識できるとは言い切れません。

5× ブラッドショーの提唱した欲求では、主観的な欲求が表現されたもの以外に、「感得されたニード」、「規範的ニーズ」「比較ニーズ」があります。

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