社会福祉士の過去問
第30回(平成29年度)
人体の構造と機能及び疾病 問1
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問題
社会福祉士試験 第30回(平成29年度) 人体の構造と機能及び疾病 問1 (訂正依頼・報告はこちら)
標準的な身体の成長と発達に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 生後2か月までに、首がすわる。
- 生後3か月までに、座位保持ができる。
- 生後6か月までに、乳歯が生えそろう。
- 生後6か月までに、大泉門は閉鎖する。
- 生後18か月までに、一人で歩くことができる。
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この過去問の解説 (4件)
01
1.首がすわるのは生後3ヶ月から4か月です。
2.座位保持は、支えがあっても生後5ヶ月以降に可能となります。
3.乳歯が生えそろうのは3歳までとされています。
4.大泉門が閉鎖するのは1歳半前後です。生後6か月までに閉鎖するのは小泉門です。
5.生後18か月までには、一人で歩くことができるようになります。
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02
1.誤答
赤ちゃんの首がすわるのは生後3ヶ月~4ヶ月頃が目安です。
赤ちゃんの運動機能は「体の中心→末端」「頭→足」といった順に徐々に発達していきます。そのため首のすわりは赤ちゃんにとって最初の発達となります。
2.誤答
座位保持は、「おすわり」のことです。
赤ちゃんが一人で座位保持をすることができるのは生後6ヶ月~7ヶ月頃です。
まずは、生後3ヶ月頃に首がしっかり座った後に「寝返り」「うつぶせ」「仰向けで足を手で掴む」など背中の筋肉が発達していき、その後、座位保持ができるようになります。
3.誤答
乳歯(20本)が生えそろうのは2歳6か月ごろが目安です。
生後6か月頃には下の前歯が生えはじめ、その後、上の前歯、奥歯といった順で乳歯20本が生えそろっていきます。
4.誤答
大泉門が閉鎖するのは、生後1歳半(18ヶ月)頃が目安です。
大泉門は前頭部の真ん中にある3枚の骨の隙間にあるひし形のくぼみです。
赤ちゃんは出産時にこの3枚の頭の骨を重なり合わせて狭い産道を通ってきます。そのため、大泉門は成長とともに閉鎖していきます。
5.正答
乳児の発達は個人差が大きいのですが、標準的な目安として生後10か月頃から18か月頃にまでには一人で歩けるようになります。
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03
2.座位保持ができるのは0歳5ヶ月から0歳7ヶ月の間です。
3.乳歯が生え始めるのは生後3ヶ月から9ヶ月の間で、生えそろうのは平均で2歳半です。
4.小泉門が閉鎖するのは生後まもなくで、大泉門が閉鎖するのは2歳前後です。
5.生後18ヶ月までにはひとりで歩けるようになります。
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04
1.×です。首が座る目安は、生後3ヶ月から4ヶ月です。
2.×です。一人で座ることが出来るようになるには、7ヶ月から8ヶ月程度かかります。歯が生え始めるのもこの時期です。
3.×です。乳歯が全てはえそろうのは、2歳半から3歳までです。
4.×です。大泉門は1cmから4cmほど空いており、1歳6ヶ月ほどで閉鎖する。
5.〇です。伝い歩きなどは1歳まで、設問のとおり一人歩きは1歳6ヶ月程度でできます。
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