社会福祉士の過去問
第31回(平成30年度)
人体の構造と機能及び疾病 問5
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問題
社会福祉士試験 第31回(平成30年度) 人体の構造と機能及び疾病 問5 (訂正依頼・報告はこちら)
高血圧に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
- 高血圧の診断基準は、収縮期(最高)血圧160mmHg以上あるいは拡張期(最低)血圧90mmHg以上である。
- 本態性高血圧(一次性高血圧)は、高血圧全体の約50%を占める。
- 続発性高血圧(二次性高血圧)の原因の第1位は、内分泌性高血圧である。
- 高血圧の合併症に脳血管障害がある。
- 血液透析の導入の原因の第1位は、高血圧性腎硬化症である。
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この過去問の解説 (3件)
01
1× 高血圧の診断基準において、収縮期(最高)血圧は160 mmHg以上ではなく、140mmHg以上とされています。
2× 本態性高血圧とは、検査で異常はみられず、原因が特定できない高血圧です。高血圧者の9割を占めています。
3× 続発性高血圧(二次性高血圧)の原因の第1位は腎性高血圧で、2位が内分泌性高血圧です。
4○ 脳血管障害だけでなく、心臓、目、腎臓にも合併症を引き起こします。
5× 血液透析の導入の原因第1位は糖尿病で、高血圧性腎硬化症は第3位です。
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02
高血圧は、遺伝や肥満、生活習慣などが原因のもので、最高血圧が140mmhg、最低血圧が90mmhg以上続く状態のことを言います。
2.×
本態性高血圧症とは、原因がはっきりとしていない高血圧症のことをいいます。高血圧患者全体の90%がこれに当たるといいます。
3.×
続発性高血圧の原因で一番多いのが『原発性アルドステロン症』という病気です。
4.〇
高血圧の合併症には、脳血管障害のほかに、高血圧性心肥大、うっ血性心不全、心筋梗塞・狭心症、眼底網膜病変、高血圧性腎障害など、様々な合併症を引き起こします。
5.×
血液透析の導入で一番多い原因は、『糖尿病腎症』です。
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03
高血圧の診断基準は収縮期血圧(最高血圧)が140mmHgまたは
拡張期血圧(最低血圧)90mmHg以上と定められています。
2、不適切です。
本態性高血圧は高血圧症患者全体のおよそ90%を占めるとされています。
3、不適切です。
続発性高血圧の原因の第一位は「原発性アルドステロン症」とされています。
4、適切な内容です。
高血圧の合併症として挙げられる脳血管障害としては「クモ膜下出血」
「脳出血」「脳梗塞」等があります。
5、不適切です。血液透析導入の原因第一位は「糖尿病性腎症」です。
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