社会福祉士の過去問 第34回(令和3年度) 心理学理論と心理的支援 問13
この過去問の解説 (3件)
正解は 4 です。
1.ウェクスラー児童用知能検査第4版(WISC-Ⅳ)の対象年齢は5歳0か月から16歳11か月です。
2.ミネソタ多面人格目録(MMPI)は、質問紙法の人格検査です。
日常生活の欲求不満場面を投影法により測定するのはP-Fスタディ(絵画・欲求不満検査)です。
3.改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)は、認知症のスクリーニングに用いられています。
4.正解です。ロールシャッハテストは、図版(インクのシミ)に対する反応からパーソナリティを理解する投影法検査です。
5.矢田部ギルフォード(YG)性格検査は、質問紙法です。
連続した単純な作業を繰り返す検査は、人格を診断する内田クレペリン精神作業検査です。
正解は、4 です。
1 不適切です。対象年齢は、5歳0ヶ月~16歳11ヶ月です。
2 不適切です。ミネソタ多面人格目録(MMPI)は、多くの質問に対して「あてはまる」か「あてはまらない」か回答していただく、質問紙法の性格検査です。
3 不適切です。改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)は、認知症の診断に広く用いられます。年齢や日付などの質問項目から成り立っています。
4 適切です。図版を見た本人に「何に見えるか?」などを問いかけ、診断・評価を行います。
5 不適切です。矢田部ゴルフォード(YG)性格検査は、質問紙法による検査のことです。
精神障がいの診断を行う際には、心理検査を行われる事があります。その際に用いられる検査は様々であり、実施方法も異なります。一つひとつの検査方法の特徴を覚えておく事で正答に繋げる事が出来ます。
不適切です。WISC-Ⅳの対象年齢は5歳~16歳11ヶ月までとなっています。
不適切です。選択肢の内容は「P-Fスタディ」の説明内容となっています。
MMPIでは質問紙を使用し、「あてはまる」「あてはまらない」で対象者に回答してもらう事で、その結果から人格を多面的に解釈する方法です。
不適切です。HDS-Rは高齢者の認知症診断の際に用いられるスケールです。記憶に関する質問を行う事で、認知機能能力の確認を行う事が出来ます。
適切な内容です。
不適切です。選択肢の内容は「クレペリンテスト」の内容です。「はい」「いいえ」「どちらでもない」で対象者に回答してもらい、その結果から性格診断を行う検査法です。
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