社会福祉士 過去問
第37回(令和6年度)
問64 (ソーシャルワークの基盤と専門職 問1)

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問題

社会福祉士試験 第37回(令和6年度) 問64(ソーシャルワークの基盤と専門職 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

次の記述のうち、社会福祉士及び介護福祉士法において社会福祉士が努めなければならないと規定されていることとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 社会福祉士の信用を傷つけるような行為をしないこと。
  • 福祉サービス関係者等との連携を保つこと。
  • 相談援助に関する知識及び技能の向上を行うこと。
  • 正当な理由がなく、その業務に関して知り得た人の秘密を漏らさないこと。
  • 常にその者の立場に立って誠実にその業務を行うこと。

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この過去問の解説 (2件)

01

社会福祉士及び介護福祉士法は、1987年に成立したものとなります。介護・福祉ニーズの多様化に対応し、人材の確保・資質の向上を図ることを目的としています。

選択肢1. 社会福祉士の信用を傷つけるような行為をしないこと。

不適切。
信用失墜行為の禁止は信用を傷つけるような行為を「してはならない」と規定されています。

選択肢2. 福祉サービス関係者等との連携を保つこと。

不適切。
連携については「保たなければならない」とされています。

選択肢3. 相談援助に関する知識及び技能の向上を行うこと。

設問の通り。

選択肢4. 正当な理由がなく、その業務に関して知り得た人の秘密を漏らさないこと。

不適切。
秘密保持については、正当な理由がなく、その業務に関して知り得た人の秘密を漏らしては「ならない」とされています。これは社会福祉士又は介護福祉士でなくなった後においても、同様となります。

選択肢5. 常にその者の立場に立って誠実にその業務を行うこと。

不適切。
誠実義務については、常にその者の立場に立つて、誠実にその業務を行わなければ「ならない」とされています。

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02

社会福祉士及び介護福祉士法における社会福祉士の義務と努力義務について整理しておきましょう。

 

 

選択肢1. 社会福祉士の信用を傷つけるような行為をしないこと。

信用を傷つけるような行為をしないことは、義務です。

選択肢2. 福祉サービス関係者等との連携を保つこと。

連携を保つことは、義務です。

選択肢3. 相談援助に関する知識及び技能の向上を行うこと。

知識及び技能の向上を行うことは、努力義務です。

 

選択肢4. 正当な理由がなく、その業務に関して知り得た人の秘密を漏らさないこと。

秘密を漏らさないことは、義務です。

 

選択肢5. 常にその者の立場に立って誠実にその業務を行うこと。

 誠実に業務を行うことは、義務です。

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