社会福祉士 過去問
第37回(令和6年度)
問71 (ソーシャルワークの理論と方法 問2)

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問題

社会福祉士試験 第37回(令和6年度) 問71(ソーシャルワークの理論と方法 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

問題解決アプローチに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • クライエントのもつ主体的な意志の力に注目し、支援機関の活用を図る。
  • クライエントの動機づけ、能力、機会を把握して支援を進める。
  • クライエントが直面している危機状況に対して、短期集中的に働きかける。
  • クライエントへの直接的な支援とともに、個人を取り巻く環境に働きかけを行う。
  • クライエントが解決を望む問題について、目標と期限を設定し課題に取り組む。

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題にある「問題解決アプローチ」とは、パールマンが提唱したものとなります。

選択肢1. クライエントのもつ主体的な意志の力に注目し、支援機関の活用を図る。

不適切。
クライエント自らが主体的に問題を解決できるように支援することです。支援機関の活用を図るものではありません。

選択肢2. クライエントの動機づけ、能力、機会を把握して支援を進める。

設問の通り。

解説にもあるように、クライエント自身が問題解決者であると捉え、問題を解決できるように援助する方法です。

選択肢3. クライエントが直面している危機状況に対して、短期集中的に働きかける。

不適切。
短期集中的に働きかけるものは、課題中心アプローチ等です。おおよそ2~4ヶ月かけて行うものとなります。問題解決アプローチ等は時間をかけて行われるものとなります。

選択肢4. クライエントへの直接的な支援とともに、個人を取り巻く環境に働きかけを行う。

不適切。
問題解決アプローチは個人を取り巻く環境に働きかけを行うものではありません。環境に働きかけるものとして、機能的アプローチ等があります。

選択肢5. クライエントが解決を望む問題について、目標と期限を設定し課題に取り組む。

不適切。
設問は課題中心アプローチの説明となります。課題中心アプローチで重要なことは、期限を定めて課題解決に向けて取り組んでいくものです。
 

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