社会福祉士 過去問
第37回(令和6年度)
問84 (社会福祉調査の基礎 問6)

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問題

社会福祉士試験 第37回(令和6年度) 問84(社会福祉調査の基礎 問6) (訂正依頼・報告はこちら)

面接調査において調査者が行ったことに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 構造化面接において、調査の質問項目に設定していない内容についても自由に回答するよう対象者に求めた。
  • 半構造化面接において、インタビューガイドに設定した質問の順番に従って回答するよう対象者に求めた。
  • 非構造化面接において、調査開始前に対象者がテーマを設定するよう依頼した。
  • フォーカスグループインタビューにおいて、司会者として最初に基本的なルールを説明した。
  • 面接後の逐語録作成において、録音データを聞き取れない部分は会話の流れから想像して記述した。

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題のように様々な面接調査を問われることがあります。面接調査の種類についても、覚えておく必要があります。

選択肢1. 構造化面接において、調査の質問項目に設定していない内容についても自由に回答するよう対象者に求めた。

不適切。
設問にある自由に回答を行うものは非構造化面接となります。構造化面接とは、対象者全員に同じ質問を行うものです。誰が調査しても調査員によるバイアスの影響を受ける可能性が低くなります。

選択肢2. 半構造化面接において、インタビューガイドに設定した質問の順番に従って回答するよう対象者に求めた。

不適切。
設問にある順番に同じ質問を行うものは、構造化面接となります。半構造化面接とは、同じ質問を決まった順番で質問した後に面接官が自由に質問するものとなります。

選択肢3. 非構造化面接において、調査開始前に対象者がテーマを設定するよう依頼した。

不適切。
非構造化面接とは、面接で質問する内容が決まっていないものとなります。

選択肢4. フォーカスグループインタビューにおいて、司会者として最初に基本的なルールを説明した。

設問の通り。

フォーカスグループインタビューとは、6人前後の対象者を集め、あるテーマについて話し合いを行う手法となります。司会者が最初に基本的なルールを説明します。

選択肢5. 面接後の逐語録作成において、録音データを聞き取れない部分は会話の流れから想像して記述した。

不適切。
逐語録作成は、音声をそのまま残す必要があります。

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