問題
5地点における各々の水平位置の較差Δsから、水平位置の精度を点検するための値σを算出し、最も近いものを次の中から選べ。
ただし、Δsは式16‐1で求め、σは計測地点の数をNとし式16‐2で求めることとする。
なお、関数の値が必要な場合は、巻末の関数表を使用すること。
各地点のΔsを与えられた式に代入してσを出します。
式16-1から
地点番号1
√((1)2 + (4)2) = √17
地点番号2
√((3)2 + (4)2) = √25
地点番号3
√((6)2 + (3)2) = √45
地点番号4
√((5)2 + (3)2) = √34
地点番号5
√((2)2 + (0)2) = √4
各数値を式16-2に代入します。
※分子の各数値は2乗したものなので、ルートを外すだけであとは足すだけです。
σ = √( (17+25+45+34+4) / 5 ) = √(125/5) = 5.0 m
よって問の答えは 3 となります。
式に数値を代入するだけで解くことが
出来る簡単な計算問題です。
まず式16-1に数値を代入して各地点ごとにΔsを計算していきます。
地点番号1:√1.02+√4.02=√17
地点番号2:√3.02+√4.02=√25
地点番号3:√6.02+√3.02=√45
地点番号4:√5.02+√3.02=√34
地点番号5:√2.02+√0.02=√4
次に式16-2に算出した各地点のΔsを代入します。
値σ=√(17+25+45+34+4)÷5
=√125÷5
=√25
=5
よって、水平位置の精度を点検するための値σは5.0mになります。
計算問題です。
式16–1を代入します。
地点番号1 √12+42=√17
地点番号2 √32+42=√25
地点番号3 √62+32=√45
地点番号4 √52+32=√34
地点番号5 √22+02=√4
式16–2を代入します。
√(17+25+45+34+4)÷5=√125÷5
=√25
=5
よって 5.0m となります。