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登録販売者の過去問 平成29年度 主な医薬品とその作用 問77

問題

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強心薬の配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a センソは、ヒキガエル科のシナヒキガエル等の毒腺の分泌物を集めたものを基原とする生薬で、有効域が比較的狭く、一般用医薬品では1日用量が5mg以下となるよう用法・用量が定められている。

b ゴオウは、ウシ科のウシの胆嚢中に生じた結石を基原とする生薬で、強心作用のほか、末梢血管の拡張による血圧降下、興奮を静める等の作用があるとされる。

c ロクジョウは、シカ科のジャコウジカの雄の麝香腺分泌物を基原とする生薬で、強心作用のほか、呼吸中枢を刺激して呼吸機能を高めたり、意識をはっきりさせる作用があるとされる。

d リュウノウは、ウグイスガイ科のアコヤガイ、シンジュガイ又はクロチョウガイ等の外套膜組成中に病的に形成された顆粒状物質を基原とする生薬で、鎮静作用等を期待して用いられる。
   1 .
( a )正 ( b )正 ( c )正 ( d )正
   2 .
( a )正 ( b )誤 ( c )正 ( d )誤
   3 .
( a )正 ( b )正 ( c )誤 ( d )誤
   4 .
( a )誤 ( b )誤 ( c )正 ( d )正
   5 .
( a )誤 ( b )正 ( c )誤 ( d )誤
( 登録販売者試験 平成29年度 主な医薬品とその作用 問77 )
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この過去問の解説 (3件)

65
a センソ→ヒキガエル科 毒腺→一般用医薬品では1日用量5mg 以下の服用 と、連携しておぼえておきましょう。
b ゴオウ→ウシの胆嚢中に生じた結石→末梢血管拡張・血圧降下と連携して覚えておきましょう。
c これはジャコウ(麝香)に関する内容なので、誤り。シカ科のジャコウジカの雄(メスではなくオスです。この出題も多いので、あわせておぼえておきましょう)の麝香腺分泌物→呼吸中枢を刺激・意識をはっきりさせることをおぼえましょう。ロクジョウは、シカ科のマンシュウアカジカ又はマンシュウジカの雄のまだ角化していない、若しくは、わずかに角化した幼角を基原とする生薬のことです。こちらもオスなので注意してください。
d リュウノウは、フタバガキ科のリュウノウジュの樹幹の空隙に析出する精油の結晶を用いた生薬で、中枢神経系の刺激作用による気つけの効果を期待して配合されるものなので、誤りです。

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5
解答:3

a.正
有効域が比較的狭く、1日用量が5mgを超える製剤は劇薬となります。

b.正
ゴオウは他にも解熱作用があります。

c.誤
ロクジョウは、シカ科のマンシュウアカジカまたはマンシュウジカの雄の幼角を基原とする生薬です。強心作用の他、血行促進作用などがあります。

d.誤
リュウノウはフタバガキ科リュウノウジュの樹幹に析出する精油の結晶を基原とする生薬で、中枢神経刺激作用による気つけ効果が期待できます。

2

a 正

センソは、局所麻酔作用がある強心成分です。

心筋に直接刺激を与えて、その収縮力を高めます。

薬剤を噛むと舌が麻痺するため、噛まずに服用します。

b 正

ゴオウは、心筋に直接刺激を与えて、その収縮力を高める強心成分です。

解熱作用を期待して、かぜ薬に配合されることもあります。

c 誤

ロクジョウは、シカ科のマンシュウアカジカの雄の幼角を基原とする生薬です。

心筋に直接刺激を与えて、その収縮力を高める強心成分です。

強心作用のほか、強壮作用や血行促進作用もあります。

d 誤

リュウノウは、リュウノウジュの樹幹の隙間にできた結晶を基原とする生薬です。

中枢神経系の刺激作用による気つけに用いられます。

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