登録販売者の過去問
平成25年度(地域2)
医薬品に共通する特性と基本的な知識 問14

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問題

登録販売者試験 平成25年度(地域2) 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問14 (訂正依頼・報告はこちら)

一般用医薬品に関する記述のうち、正しいものはどれか。

<改題>

薬事法等の一部を改正する法律(平成26年11月25日施行)により、法律の正式名称が変更されました。これに伴い元となる設問文を一部改題し、現行法に沿う形に修正しました。

<参考>

  • 一般用医薬品は、薬機法上「医薬品のうち、その効能及び効果において人体に対する作用が著しくないものであって、薬剤師その他の医薬関係者から提供された情報に基づく需要者の選択により使用されることが目的とされているもの(要指導医薬品を除く。)」(第4条第5項第4号)と定義されている。

  • 情報提供は、医薬品の販売促進に結びつけることのみを目的としている。
  • 一般用医薬品で対処可能な範囲は、医薬品を使用する人の年齢によって変わるものではない。
  • 一般用医薬品を、一定期間使用して症状の改善がみられない又は悪化したときには、医療機関を受診して医師の診療を受けることが望ましい。

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この過去問の解説 (4件)

01

正解:1、4

1:一般用医薬品の定義のポイントは、文中の”人体に対する作用が著しくないもの”、”提供された情報に基づく”、”需要者の選択により使用”と覚えておきましょう。

2:セルフメディケーションにおいては、その主役は一般の生活者であり、薬の販売に従事する専門家は科学的根拠に基づく正確な情報提供を行い、セルフメディケーションを適切に支援することが期待されています。したがって情報提供は必ずしも医薬品の販売に結びつけるのでなく、医療機関の受診を勧めたり、医薬品の使用によらない対処を勧めることが適切な場合があることにも留意する必要があります。

3:例えば乳幼児では、通常の成人の場合に比べ、一般用医薬品で対処可能な範囲は限られてきます。

4:一般用医薬品を一定期間使用して症状の改善がみられない、または悪化したときには、重症度の高い疾患である可能性、また別の疾患が隠れている可能性もあります。このような場合には一般用医薬品の使用のみでは対応できないばかりか、使用が不適となることもあるため、医療機関を受診して医師の診療を受ける必要があります。


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02

1 正しいです
一般用医薬品は主として軽医療の分野で使用されるものとされています。

2 誤りです。
情報提供は必ずしも販売に結びつけるのではなく、購入者の状態によっては、医療機関への受診を勧めたり、医薬品の使用によらない対処法を勧めることが必要な場合もあります。

3 誤りです。
一般用医薬品で対処可能な範囲は、医薬品を使用する人によって変わります。例えば、乳幼児や妊婦などは通常の成人に比べ、一般用医薬品での対処可能な範囲が制限されています。

4 正しいです。
同様に、高熱や激しい腹痛がある場合や、患部が広範囲である場合など、症状が重い場合も一般用医薬品を使用することは適切な対処法とは言えません。この場合も、速やかに医療機関を受診することが望ましいとされています。

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03

正解:1.4

1 ○

2 ×:情報提供は医薬品の販売促進に結びつけることのみを目的とするのではなく、医療機関の受診を勧めたり、医薬品の使用によらない対処を勧めることが適切な場合があります。

3 ×:一般用医薬品で対処可能な範囲は乳幼児・小児や高齢者、妊婦など使用者により異なります。

4 ○

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04

正解は1,4です。

誤っているものについては以下のとおりです。

2→適正使用を促すことも大切な目的の一つです。

3→乳幼児や妊産婦など使用してはいけない場合があります。対処可能な範囲は変わります。

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