登録販売者の過去問
平成25年度(地域2)
主な医薬品とその作用 問46
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問題
登録販売者試験 平成25年度(地域2) 主な医薬品とその作用 問46 (訂正依頼・報告はこちら)
アレルギー及びアレルギー用薬に関する記述について、正しいものはどれか。
- 蕁麻疹や鼻炎等のアレルギー症状に対する医薬品の使用は、基本的に対症療法である。
- 一般用医薬品のアレルギー用薬(鼻炎用内服薬を含む。)は、長期の連用は避け、5~6日間使用しても症状の改善がみられない場合には、医師の診療を受けることが望ましい。
- アレルギー症状が現れる前から予防的に一般用医薬品のアレルギー用薬(鼻炎用内服薬を含む。)を使用することは適当でない。
- アレルギー症状を軽減するには、日常生活におけるアレルゲンの除去・回避といった根源的な対応が図られることが重要である。
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この過去問の解説 (5件)
01
1:アレルギー用薬は、蕁麻疹、痒み、鼻汁といったアレルギー反応の結果として生じる症状を抑えるもので、基本的に対症療法となります。
アレルギー症状への根本的な対策としては、何がアレルゲンとなって症状が生じているのかを見極め、アレルゲンの除去・回避といった対応が図られることが重要になります。
2:一般用医薬品のアレルギー用薬は、一時的な症状の緩和に用いられるものであるため、長期の連用は避け、5~6日間使用しても症状の改善がみられない場合には、医師の診療を受けるなどの対応が必要です。
3:アレルギー症状に対する医薬品の予防的使用は、医師の診断や指導の下で行われる必要があります。
4:設問どおり。
なお、アレルゲンを厳密に特定するには医療機関における検査を必要とします。
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02
1 一般の生活者の場合、蕁麻疹の症状と、医薬品による副作用の症状との判別が難しい場合もあるので、販売に際しては適宜注意を促すことが必要です。
2 設問文の通りです。
3 アレルギー症状に対する医薬品の予防的使用は、医師の診断や指導の下で行われる必要があります。
4 アレルゲンを厳密に特定するには医療機関を受診する必要があります。また、その上で、アレルゲンに対して徐々に体を慣らしていく減感作療法という治療法もあります。
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03
1 ○
2 ○
3 ○:医師の診断や指示のもとで医療用医薬品のアレルギー用薬(鼻炎用内服薬を含む)を予防的に使用することはあります。
4 ○
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04
1 その通りです。
2 その通りです。
3 その通りです。
医療用医薬品については、医師の指導の下で予防的に抗アレルギー薬が使用される場合があります。
4 その通りです。
そのため、何がアレルゲンとなって症状が生じているのかを見極めることも重要ですので、医療機関でアレルゲンを厳密に特定する検査を受けることも必要です。
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05
一般用医薬品のアレルギー用薬は複数の有効成分が配合されています。そのため、予防的に使用することは望ましくありません。また、中には依存性のある物質も含まれています。長期的に使用することで薬物依存が形成されることもあるので注意が必要です。
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