登録販売者の過去問
平成25年度(地域1)
人体の働きと医薬品 問21
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問題
登録販売者試験 平成25年度(地域1) 人体の働きと医薬品 問21 (訂正依頼・報告はこちら)
胃に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 胃は、上腹部にある中空の臓器で、中身が空の状態では扁平に縮んでいるが、食道から内容物が送られてくると、その刺激に反応して胃壁の括約筋が弛緩し、容積が拡がる(胃適応性弛緩)。
- 胃酸は、胃内を強酸性に保って内容物が腐敗や発酵を起こさないようにする役目も果たしている。
- 胃の粘膜の表面には無数の微細な孔があり、胃腺につながって塩酸(胃酸)のほか、ペプシンなどを分泌している。
- 胃液による消化作用から胃自体を保護するため、胃の粘膜表皮を覆う細胞から粘液が分泌されている。
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この過去問の解説 (3件)
01
誤っているものは以下のとおりです。
1→文中の「括約筋」の部分が誤りです。「平滑筋」です。
3→文中の「ペプシン」が誤りです。「ペプシノーゲン」です。
ペプシノーゲンは胃酸によって「ペプシン」になります。
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02
胃は、上腹部左側にあるJ字型をした袋状の臓器で、
食べ物が入ると反射的に胃壁が膨らんで、容積が広がります。
括約筋は、胃の出口である幽門に幽門括約筋があり、
胃の中の内容物を十二指腸へ送り出す調節と、逆流を防いでいます。
胃腺の主細胞からはペプシノーゲン、壁細胞からは塩酸、副細胞からは粘液が分泌されます。
ペプシノーゲンは胃酸と反応してペプシンとなり、タンパク質の分解をし、
塩酸は胃内容物の殺菌、ペプシノーゲンの活性化、粘液は胃の内面を保護します。
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03
文のとおりです。
誤っているものは以下のとおりです。
1.誤りです。
文中の「括約筋」が誤りで、正しくは「平滑筋」です。
3.誤りです。
「ペプシン」ではなく「ペプシノーゲン」です。
「ペプシノーゲン」が胃液中に分泌されると「ペプシン」に変化します。
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