登録販売者の過去問
平成25年度(地域1)
人体の働きと医薬品 問35

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問題

登録販売者試験 平成25年度(地域1) 人体の働きと医薬品 問35 (訂正依頼・報告はこちら)

医薬品の剤型に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  • 貼付剤は、適用した部位に有効成分が一定時間留まるため、薬効の持続が期待できる反面、適用部位にかぶれなどを起こす場合もある。
  • 錠剤(内服)は、誰もが容易に服用でき、服用時の欠点がないことから、医薬品の剤型として広く用いられている。
  • カプセル剤には、カプセル内に散剤や顆粒剤は充填できるが、液剤は充填できない。
  • 口腔内崩壊錠は、口の中で唾液によって比較的速やかに溶けるため、水なしで服用することができる。

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この過去問の解説 (3件)

01

解説は以下のとおりです。

選択肢1. 貼付剤は、適用した部位に有効成分が一定時間留まるため、薬効の持続が期待できる反面、適用部位にかぶれなどを起こす場合もある。

正しいです。

選択肢2. 錠剤(内服)は、誰もが容易に服用でき、服用時の欠点がないことから、医薬品の剤型として広く用いられている。

「誰もが容易に服用でき」という部分が誤りです。高齢者や小児にとってはのみにくいものです。

選択肢3. カプセル剤には、カプセル内に散剤や顆粒剤は充填できるが、液剤は充填できない。

カプセルに液剤を充填することも可能です。「~ソフトカプセル」と呼ばれる薬は、中が液剤のことが多いです。

選択肢4. 口腔内崩壊錠は、口の中で唾液によって比較的速やかに溶けるため、水なしで服用することができる。

正しいです。

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02

正解:

貼付剤は、適用した部位に有効成分が一定時間留まるため、薬効の持続が期待できる反面、適用部位にかぶれなどを起こす場合もある。

口腔内崩壊錠は、口の中で唾液によって比較的速やかに溶けるため、水なしで服用することができる。

です。

錠剤は固形製剤で一定の大きさがあるため、飲み込む力の衰えた高齢者や、

飲み込む力がまだ弱い乳幼児の場合、飲み込みにくいことがあります。

カプセル剤は、カプセル内に散剤や顆粒剤、液剤などを充填した剤形です。

カプセルの原材料として広く使われているゼラチンは、ブタなど由来のタンパク質なので、アレルギーを持つ人は使用を避けるなど注意が必要になります。

参考になった数18

03

各選択肢については以下のとおりです。

選択肢1. 貼付剤は、適用した部位に有効成分が一定時間留まるため、薬効の持続が期待できる反面、適用部位にかぶれなどを起こす場合もある。

正しいです。

皮膚に貼るため、かぶれやすいです。

選択肢2. 錠剤(内服)は、誰もが容易に服用でき、服用時の欠点がないことから、医薬品の剤型として広く用いられている。

誤りです。

「誰もが用意に服用でき、服用時の欠点がない」という部分が誤りです。

飲み込みにくいという欠点があります。

選択肢3. カプセル剤には、カプセル内に散剤や顆粒剤は充填できるが、液剤は充填できない。

誤りです。

ジェル状の液剤を充填することもあります。

選択肢4. 口腔内崩壊錠は、口の中で唾液によって比較的速やかに溶けるため、水なしで服用することができる。

正しいです。

口腔内崩壊錠は、口の中でラムネの様に崩れるので、水なしで飲めます。

それに対して、かみ砕いて服用するタイプのものはチュアブル錠といいます。

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