登録販売者の過去問
平成25年度(地域1)
主な医薬品とその作用 問79

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問題

登録販売者試験 平成25年度(地域1) 主な医薬品とその作用 問79 (訂正依頼・報告はこちら)

高コレステロール改善薬の配合成分に関する次の記述の正誤について、正しいものはどれか。
  • ポリエンホスファチジルコリンは、コレステロールから過酸化脂質の生成を抑えるほか、末梢血管における血行を促進する作用があるとされる。
  • 大豆油不鹸化物(ソイステロール)は、高密度リポ蛋白質(HDL)を増加させる効果を目的として用いられる。
  • パンテチンは、末梢組織におけるコレステロールの吸収を抑える働きがあるとされる。
  • リノール酸は、悪心(吐き気)、胃部不快感等の消化器系の副作用が現れることがある。

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この過去問の解説 (3件)

01

正しいものは4です。

他の選択肢については以下のとおりです。

1→「ポリエンホスファチジルコリン」ではなく、「トコフェロール酢酸エステル」です。「ポリエンホスファチジルコリン」は、コレステロールと結合して、代謝されやすいコレステロールエステルを形成し、肝臓でコレステロールの代謝を促します。

2→「大豆油不鹸化物」ではなく、「パンテチン」です。「大豆油不鹸化物」は、腸管でのコレステロールの吸収を抑えます。

3→「パンテチン」の働きは2の問題文です。

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02

正解:4です。


ポリエンホスファチジルコリンやリノール酸は代謝されやすいコレステロールエステルとして結合して、肝臓でのコレステロール代謝を促します。

ソイステロールやガンマ・オリザノール(植物ステロール)はコレステロールの吸収を抑制します。

パンテチンは肝臓でのコレステロール代謝の正常化、血管壁へのコレステロールの蓄積を防ぎます。

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03

1)誤
肝臓におけるコレステロールの代謝を促すのが正しい文章です。

2)誤
大豆油不鹸化物(ソイステロール)は、腸管におけるコレステロールの吸収を抑える働きがあります。

3)誤
正しくは→LDLの産生を高める作用があります。

4)正

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