登録販売者の過去問
平成25年度(地域1)
主な医薬品とその作用 問83

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問題

登録販売者試験 平成25年度(地域1) 主な医薬品とその作用 問83 (訂正依頼・報告はこちら)

婦人薬の適用対象となる体質・症状及び女性ホルモン成分に関する次の記述の正誤について、正しいものはどれか。
  • 不定愁訴とは、体のどの部位が悪いのかはっきりしない訴えで、全身の倦怠感や疲労感、微熱感などを特徴とする。
  • 膣粘膜又は外陰部に適用された女性ホルモン成分は、適用部位から吸収されるが、循環血液中に移行することはない。
  • 女性ホルモン成分の長期連用により血栓症を生じるおそれがあり、また、乳癌や脳卒中などの発生確率が高まる可能性がある。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は1,3です。

誤っている2ですが、「循環血液中に移行することはない」という部分が誤りで、正しくは「循環血液中に移行する」です。

文中の女性ホルモン成分は、エチニルエストラジオール、エストラジオールといったものです。

成分の移行に関しては、血液だけでなく、乳汁にも影響を与えると考えられています。

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02

正解:1,3です。


女性ホルモン成分を含む製剤(エチニルエストラジオール、エストラジオール)は、
一般用医薬品では、膣粘膜、外陰部に適用するもののみになります。
適用部位から吸収された成分が循環血液中に移行することがあるため、
妊娠の可能性の確認、授乳の有無の確認が必要になります。
副作用として、肝機能障害、血圧上昇、不正出血、乳房痛、食欲不振、
下痢などがあげられます。

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03

1)正
2)誤
循環血液中に移行することはない→正しくは循環血液中に移行する。膣粘膜又は外陰部は肛門と同じく血液中に成分が移行しやすい部分です。

3)正

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