登録販売者の過去問
平成25年度(地域1)
医薬品の適正使用・安全対策 問106
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
登録販売者試験 平成25年度(地域1) 医薬品の適正使用・安全対策 問106 (訂正依頼・報告はこちら)
一般用医薬品の添付文書の使用上の注意において、次の基礎疾患等の診断を受けた人が、使用(服用)に際して、専門家に「相談すること」とされている主な成分等の組合せの正誤について、正しいものはどれか。
- 【診断名】てんかん、【主な成分等】塩酸ジフェンヒドラミン
- 【診断名】肝臓病、【主な成分等】小柴胡湯
- 【診断名】貧血、【主な成分等】リン酸ピペラジン
- 【診断名】甲状腺機能障害、【主な成分等】クエン酸ペントキシベリン
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
誤っているものについては以下のとおりです。
1→てんかんの場合、主な成分は「ジプロフィリン」です。塩酸ジフェンヒドラミンに関係する診断名は緑内障です。
4→甲状腺機能障害に関係する主な成分は「マオウ」「ジプロフィリン」「塩酸メチルエフェドリン」などです。クエン酸ペントキシベリンに関係する診断名は緑内障です。
参考になった数57
この解説の修正を提案する
02
てんかんの診断を受けた人が使用(服用)に際して
専門家に「相談すること」とされている主な成分は
ジプロフィリンです。
中枢神経系の興奮作用により、
てんかんの発作を引き起こすおそれがあるためです。
甲状腺機能障害の診断を受けた人が使用(服用)に際して
専門家に「相談すること」とされている主な成分は
・ポピドンヨード、ヨウ化カリウム、ヨウ素等
ヨウ素の摂取に繋がる可能性があり、
甲状腺疾患の治療に影響を及ぼすおそれがあるためです。
・塩酸メチルエフェドリン、塩酸トリメトキノール、塩酸フェニレフリン、
塩酸メトキシフェナミン等のアドレナリン作動成分、マオウ
甲状腺機能亢進症の主症状は、
交感神経系の緊張などによってもたらされており、
交感神経系を興奮させる成分は、
症状を悪化させるおそれがあるため
・ジプロフィリン
中枢神経系の興奮作用により、症状の悪化を招くおそれがあるため
などになります。
参考になった数25
この解説の修正を提案する
03
てんかんの発作を引き起こす可能性がある成分は「ジプロフィリン」です。
2)正
3)正
4)誤
甲状腺機能障害を引き起こす可能性がある成分は「アドレナリン作動成分」や「マオウ」「ジプロフィリン」等です。
甲状腺機能障害と関連のある成分は多いため要チェックです。
参考になった数4
この解説の修正を提案する
前の問題(問105)へ
平成25年度(地域1)問題一覧
次の問題(問107)へ