登録販売者の過去問
平成26年度(地域1)
医薬品に共通する特性と基本的な知識 問7
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
登録販売者試験 平成26年度(地域1) 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問7 (訂正依頼・報告はこちら)
医薬品の投与量と効果又は毒性に関する記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。
医薬品の投与量と効果又は毒性の関係は、薬物用量を( a )させるに伴い、効果の発現が検出されない( b )から、最小有効量を経て( c )に至る。
医薬品の投与量と効果又は毒性の関係は、薬物用量を( a )させるに伴い、効果の発現が検出されない( b )から、最小有効量を経て( c )に至る。
- a 減少 b 無作用量 c 中毒量
- a 減少 b 無作用量 c 治療量
- a 増加 b 無作用量 c 治療量
- a 減少 b 最小致死量 c 中毒量
- a 増加 b 最小致死量 c 中毒量
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
投与量と効果又は毒性の関係は、薬物量が増えるにつれて次のように変化します。
無作用量→最小有効量→治療量→最小致死量→致死量
薬は効果だけでなく、毒性も持っているので、薬には適正な量が設定されていることを認識しておかなければなりません。
参考になった数45
この解説の修正を提案する
02
①薬物量を増加させる
効果の発現が検出されない「無作用量」から、最小有効量を経て「治療量」に至る
②治療量上限を超える
効果よりも有害反応が強く出現する「中毒量」となり、「最小致死量」を経て「致死量」に至る
③少量での長期投与
慢性的な毒性が発現する場合もある
(長期でなくとも発がん性、胎児毒性や組織、臓器機能不全を起こす可能性がある)
設問は①にあたります。
参考になった数16
この解説の修正を提案する
03
医薬品の効果・リスクは、薬物暴露時間と暴露量の積で表現される用量から反応関係を引いたものに基づいて評価されます。
投与量が少ない無作用量では、効果が現れません。
これを、無効域といいます。
効果が現れる最小の量が、最小有効量です。
そして、効果が現れて毒性が少ないのが、治療に用いられる治療量で有効域になり、治療に用いられる上限が治療上限量となっています。
そこから投与量が増えると、効果よりも毒性が強く出る中毒量の危険域となります。
さらに投与量が増えると、死に至る最小量の最小致死量を経て、半分の人が死亡するLD50の50%致死量になります。
参考になった数3
この解説の修正を提案する
前の問題(問6)へ
平成26年度(地域1)問題一覧
次の問題(問8)へ