登録販売者の過去問
平成26年度(地域1)
人体の働きと医薬品 問65

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問題

登録販売者試験 平成26年度(地域1) 人体の働きと医薬品 問65 (訂正依頼・報告はこちら)

呼吸器系に関する記述について、正しいものの組み合わせはどれか。


a  鼻腔の内壁から分泌される鼻汁にはリゾチームが含まれ、気道の防御機構の一つとなっている。

b  鼻汁は、常に分泌されているわけではなく、かぜやアレルギーのときに分泌される。

c  喉頭は、発声器としての役割があり、呼気で喉頭上部にある声帯を振動させて声が発せられる。

d  肺は、自力で膨らんだり、縮んだりして、呼吸運動を行っている。
  • (a 、b)
  • (a 、c)
  • (b 、d)
  • (c 、d)

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この過去問の解説 (3件)

01

b.鼻汁は、鼻から吸った空気に湿り気を与えたり、粘膜を保護するために常に少しずつ分泌されています。
d.肺自体には肺を動かすための筋組織がないため、自力で膨らんだり縮んだりすることはできません。

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02

正解は2です。

a…正しいです。
かぜやアレルギーのときには防御反応として、大量に鼻汁が分泌されます。

b…誤りです。
鼻汁は、鼻から吸った空気に湿り気を与えたり、粘膜を保護するために、常に少しずつ分泌されています。

c…正しいです。

d…誤りです。
肺自体には肺を動かす筋組織がないので、自力で膨らんだり縮んだりすることが出来ません。横隔膜や肋間筋によって、拡張・収縮して呼吸運動が行われます。


よって、a・cが正しい組み合わせとなります。

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03

2が正解です。

a.正:リゾチームは他にも唾液や、涙液にも含まれています。
 この3点は覚えておきましょう。

b.誤:鼻汁は主に保護のために出ています。

c.正:喉頭は咽頭と気管の間にある軟骨で囲まれた円筒状の器官です。

d.誤:肺は横隔膜や肋間筋によって動いています。

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