登録販売者の過去問
平成26年度(地域1)
薬事に関する法規と制度 問97

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問題

登録販売者試験 平成26年度(地域1) 薬事に関する法規と制度 問97 (訂正依頼・報告はこちら)

薬局に関する記述について、正しいものの組み合わせはどれか。


a  薬局では、医薬品の調剤と併せて医薬品の販売を行うことが認められている。

b  薬局では、医薬品をあらかじめ小分けし、販売することができる。

c  調剤を実施する薬局は、医療法において医療提供施設に位置付けられている。

d  薬剤師の下で3年以上医薬品販売に従事した実務経験を持つ登録販売者は、薬局の管理者になることができる。
  • (a 、b)
  • (a 、c)
  • (b 、d)
  • (c 、d)

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この過去問の解説 (4件)

01

正しいものの組み合わせは2です。

a.c.については設問文どおりで正しいため、他の選択肢については以下のとおりです。

b. 医薬品をあらかじめ小分けにすることは、無許可製造、無許可製造販売に該当するため禁止されています。ただし、特定の購入者の求めに応じて分割販売することは認められています。

d. 薬局の管理者になれるのは薬剤師のみです。登録販売者が管理者になれるのは第二類医薬品、第三類医薬品の販売または授与店舗において条件を満たしている場合です。

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02

薬局について、
・医薬品の調剤と併せて医薬品の販売が認められている。
・特定の購入者の求めに応じて医薬品の包装を開封して、量り売りすることができる。
・調剤を実施する薬局は、医療法において医療提携施設に位置付けられている。
・薬局の管理者は薬剤師に限定される。
となっています。

そのため、
aは、問題文の通りなので正しい。
bは、「あらかじめ小分けし」が「特定の購入者の求めに応じて医薬品の包装を開封して量り売りし」となるので間違い。
cは、問題文の通りなので正しい。
dは、「登録販売者」は管理者になれず「薬剤師」に限定されるため間違い。
よって、acが正しいので2の組み合わせが正解です。

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03

解説
d.実務経験に関わらず、登録販売者を薬局の管理者にすることはできない。

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04

a 正

薬局では、医薬品の調剤に付随した業務として販売があるため、医薬品販売の許可は必要ありません。

薬局で販売等できるのは、医療用医薬品、要指導医薬品、一般用医薬品です。

b 誤

薬局での分割販売は可能です。

しかし、医薬品をあらかじめ小分けにして販売する行為は、無許可製造や無許可製造販売に該当するため、認められていません。

c 正

薬局の開設または医薬品の販売業の許可は、6年ごとにその更新を受けなければなりません。

d 誤

薬局の管理者になれるのは、薬剤師のみです。

問題文の文章は、店舗販売業における、要指導医薬品や第一類医薬品を販売する際の管理者の説明です。

店舗販売業では、薬剤師の下で3年以上医薬品販売等に従事した実務経験をもつ登録販売者が管理者になれますが、その際には、店舗管理者を補佐する薬剤師を置かなければなりません。

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