登録販売者の過去問
平成26年度(地域1)
医薬品の適正使用と安全対策 問105
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問題
登録販売者試験 平成26年度(地域1) 医薬品の適正使用と安全対策 問105 (訂正依頼・報告はこちら)
一般用医薬品の保管及び取扱い上の注意に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 「直射日光の当たらない涼しい場所に保管すること」と記載されている場合、冷蔵庫内で保管することは錠剤では望ましいが、カプセル剤では不適当である。
b 乳・幼児は好奇心が強く、すぐに手を出して口の中に入れることがあり、誤飲事故が多く報告されているため、小児の手の届かないところに保管することが適当である。
c 医薬品を携行するために別の容器へ移し替えると、誤用の原因となるおそれがある。
d 点眼薬では、自分が使用した薬液量が確認できなくなるおそれがあるので、添付文書に「他の人と共用しないこと」と記載されている。
a 「直射日光の当たらない涼しい場所に保管すること」と記載されている場合、冷蔵庫内で保管することは錠剤では望ましいが、カプセル剤では不適当である。
b 乳・幼児は好奇心が強く、すぐに手を出して口の中に入れることがあり、誤飲事故が多く報告されているため、小児の手の届かないところに保管することが適当である。
c 医薬品を携行するために別の容器へ移し替えると、誤用の原因となるおそれがある。
d 点眼薬では、自分が使用した薬液量が確認できなくなるおそれがあるので、添付文書に「他の人と共用しないこと」と記載されている。
- a 正 b 誤 c 正 d 誤
- a 誤 b 正 c 正 d 誤
- a 誤 b 誤 c 正 d 正
- a 正 b 正 c 誤 d 誤
- a 正 b 誤 c 誤 d 正
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この過去問の解説 (4件)
01
・医薬品は、直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい場所に保管することと書いてあるので、特にシロップ剤等は冷蔵庫内に保管されることが望ましいですが、錠剤・カプセル剤・散剤等は取り出したときに室温との急な温度差で湿気を帯びる可能性があるので、望ましくありません。
・乳・幼児は好奇心が強く、すぐに手を出して口に入れることがあり、誤飲事故が多発している為、小児の手の届かないところで保管することが必要です。
・医薬品を携行するため等で他の容器に入れ替えると、誤飲や品質の劣化を招く原因になるおそれがあるので、やってはいけません。
・点眼液は、目に細菌感染があった場合にその感染者が使用した目薬を他の人が使用した場合に移る可能性があるので、他の人と共用しないこととされています。
そのため、
aは、「錠剤では望ましい」が「錠剤・カプセル共に不適当である」となるので間違い。
bは、問題文の通りなので正しい。
cも、問題文の通りなので正しい。
dは、「自分が使用した薬液量が確認できなくなるおそれがある」が「細菌感染があった場合に別の使用者に感染するおそれがある」になるので間違い。
となるので、2が正解です。
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02
温度変化によって変質を起こす成分もある為、特別記載がない場合は冷蔵庫での保管は避けましょう。
d「点眼薬における共用の禁止」は使用した薬液量を判断する為ではなく、共用することでの薬液の汚染や疾患の感染を防ぐ目的があります。
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03
誤っているものについては、以下のとおりです。
a. 冷蔵庫で保管が望ましいのはシロップ剤です。錠剤、カプセル、散剤は冷蔵庫と冷蔵庫から出したときの温度差で、湿気を帯びてしまうため、冷蔵庫保管はよくないです。
d. 点眼薬が「他の人と共用をしないこと」とあるのは、細菌感染の危険性を排除するためです。
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04
a 誤
冷蔵庫内での医薬品の保管は不適当です。
医薬品を取り出したときの室温との温度差で、湿気を帯びるおそれがあるからです。
b 正
小児の手の届かないところに保管することとなっています。
医薬品の適正使用や、誤飲を防ぐために大切なことです。
c 正
他の容器に入れ替えないことなどと記載されています。
医薬品の形状や性質などから、保管に適した容器に入って医薬品は販売されています。
d 誤
点眼薬などでは、他の人と共有しないことという記載があります。
それは、睫毛などから点眼薬の容器に菌が入った場合、他の人に感染させてしまうおそれがあるからです。
また、医薬品の貸し借りは望ましいことではありません。
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