登録販売者の過去問
平成28年度(東京都)
医薬品に共通する特性と基本的な知識 問17
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問題
登録販売者試験 平成28年度(東京都) 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問17 (訂正依頼・報告はこちら)
医薬品の副作用に対する基本的な考え方に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 医薬品による副作用被害は、医薬品を十分注意して使用していれば、起こらないものである。
b 副作用は、科学的に解明されていない未知のものが生じることはない。
c 副作用は、眠気、口渇等の比較的よく見られるものから、死亡や日常生活に支障を来すほどの重大なものまで、その程度は様々である。
a 医薬品による副作用被害は、医薬品を十分注意して使用していれば、起こらないものである。
b 副作用は、科学的に解明されていない未知のものが生じることはない。
c 副作用は、眠気、口渇等の比較的よく見られるものから、死亡や日常生活に支障を来すほどの重大なものまで、その程度は様々である。
- (a)正 (b)正 (c)正
- (a)正 (b)誤 (c)正
- (a)正 (b)誤 (c)誤
- (a)誤 (b)正 (c)誤
- (a)誤 (b)誤 (c)正
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この過去問の解説 (3件)
01
・医薬品の副作用被害は、医薬品を十分に注意して使用しても、起こることがあります。
今まで副作用やアレルギーが無かった人等でも、その時の体調や食事でいきなり症状が出てしまうこともありますし、必ずしも起こらないとは限らないので、注意してください。
・副作用は全てが解明されているわけではないので、未知のものが生じる場合もあります。
なので、医薬品を服用した後に謎の症状が出た場合は、解明されていない副作用の場合があるので、放置はせずに医師の診察を受けることをオススメします。
・副作用は軽度のものから重度のものまで幅広くあります。
その人の体質や状況によって副作用の度合いは変わってくるので、医薬品を使用する際は十分に注意して使用することが大切です。
よって、
aは「起こらないものである」が「起こりうるものである」となるので間違い。
bは「生じることはない」が「生じることがある」となるので間違い。
cは問題文の通りなので正しい。
となるので、5が正解です。
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02
c.は問題文の通りです。
他の選択肢については以下のとおりです。
a.文中の「使用していれば、起こらないものである」という部分が誤りで、正しくは「使用していても起こりうるものである」です。体質や体調、持病などに影響される部分も大きいからです。
b.文中の「未知のものが生じることがない」が誤りで、正しくは「未知のものが生じる可能性がある」です。
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03
正解:5(誤 誤 正)
医薬品の副作用に対する基本的な考え方に関する問題
a 例えば乗り物酔いの予防薬であるジフェンヒドラミンには副作用として眠気があることが知られていますが、実際にその知識があっても服用後に眠気を止めることは困難です。ジフェンヒドラミンを含む医薬品には、服用後には車の運転などを避けるように注意書きがされています。
b 医薬品の副作用は完全に解明されているわけではありません。
c 睡眠薬として1957年に発売されたサリドマイドは、妊婦が使用すると奇形児が出産するなどの重篤な副作用があって日本だけでなく世界的な問題になりました。
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