登録販売者の過去問
平成28年度(東京都)
人体の働きと医薬品 問23
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
登録販売者試験 平成28年度(東京都) 人体の働きと医薬品 問23 (訂正依頼・報告はこちら)
呼吸器系に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 鼻腔の入り口(鼻孔)にある鼻毛は、空気中の塵(ちり)、埃(ほこり)等を吸い込まないようにするフィルターの役目を果たしている。
b 扁桃は、リンパ組織が集まってできていて、気道に侵入してくる細菌、ウイルス等に対する免疫反応が行われる。
c 喉頭から肺へ向かう気道が左右の肺へ分岐するまでの部分を気管といい、そこから肺の中で複数に枝分かれする部分を肺胞という。
d 肺胞は、異物や細菌が侵入してきたときのために粘液層や線毛によって保護されている。
a 鼻腔の入り口(鼻孔)にある鼻毛は、空気中の塵(ちり)、埃(ほこり)等を吸い込まないようにするフィルターの役目を果たしている。
b 扁桃は、リンパ組織が集まってできていて、気道に侵入してくる細菌、ウイルス等に対する免疫反応が行われる。
c 喉頭から肺へ向かう気道が左右の肺へ分岐するまでの部分を気管といい、そこから肺の中で複数に枝分かれする部分を肺胞という。
d 肺胞は、異物や細菌が侵入してきたときのために粘液層や線毛によって保護されている。
- (a)正 (b)正 (c)正 (d)正
- (a)正 (b)誤 (c)正 (d)正
- (a)誤 (b)誤 (c)正 (d)誤
- (a)誤 (b)正 (c)誤 (d)正
- (a)正 (b)正 (c)誤 (d)誤
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (4件)
01
a…正しいです。
b…正しいです。
c…誤りです。
肺の中で複数に枝分かれする部分は「気管支」です。肺胞とは、細かく枝分かれした気管支の末端にある、ブドウの房のような球状の袋部分のことを言います。
d…誤りです。
肺胞はガス交換を行うので、粘液層や線毛によって保護されていません。肺胞まで異物や細菌が侵入してきたときは、肺胞マクロファージ(貪食細胞)によって取り除かれます。
参考になった数66
この解説の修正を提案する
02
b―〇 (174―176)
c―気管〇・ 肺胞×(正しくは気管支)(190―191)
☆肺胞とは・・・気管支がどんどん細かく枝分かれしていくと最後はブドウの房のような構造となります。その球の形をした袋状になっている部分をいいます。
d―× (191―192)
☆肺胞は血中の二酸化炭素を受け取り、血中に酸素を送り込む場所です。壁がとても薄いので、毛細血管との間でガス交換がスムーズにできるのです。ちなみに粘膜は、臓器を守る役目と各臓器を取り巻いていますので、肺胞の役割として粘膜は備えていないのです。
※カッコ内の数字は、厚生労働省から発信されてます「試験問題作成に関する手引き」内で記載されている行番号です
参考になった数29
この解説の修正を提案する
03
a→ 鼻孔にある鼻毛にも重要な役割があります。
手入れは大切ですが、不必要に抜いてしまわないように注意が必要です。
b→ 扁桃は有害な侵入物に対して最前列で戦う部分です。
その戦いで勝つことができなかった場合、腫れてしまいます。
c→ 吸い込んだ空気は咽頭から気管に入ります。
そして左右の肺の中に入り、二つに分かれた気管支へと進みます。
気管支の先で分岐が続き、肺胞という袋のような部分に行きつきます。
d→ 肺胞の直径は約0.1~0.3mmほどの大きさで、非常に薄い膜でできています。
肺胞の中では酸素が吸収され、二酸化炭素が排出されています。
肺胞には粘膜層や線毛はありません。
参考になった数23
この解説の修正を提案する
04
正解:5(正 正 誤 誤)
呼吸器系に関する問題
a 問題文の通りです。
b 扁桃は口腔・鼻孔と咽頭の中間に位置していて、細菌やウイルスなどの異物が咽頭に侵入する前に免疫反応を行います。
c 気管の長さはおよそ10cmです。気管から左右の肺に複数に枝分かれしている部分は気管支です。
d 肺胞は肺胞マクロファージによって異物から保護されています。
参考になった数3
この解説の修正を提案する
前の問題(問22)へ
平成28年度(東京都)問題一覧
次の問題(問24)へ