登録販売者の過去問
平成28年度(東京都)
人体の働きと医薬品 問24
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問題
登録販売者試験 平成28年度(東京都) 人体の働きと医薬品 問24 (訂正依頼・報告はこちら)
心臓及び血管系に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 心臓の内部は上部左右の心房、下部左右の心室の4つの空洞に分かれており、心房で血液を集めて心室に送り、心室から血液を拍出する。
b 心臓から拍出された血液を送る血管を動脈、心臓へ戻る血液を送る血管を静脈という。
c 静脈にかかる圧力は比較的高いため、血管壁は動脈よりも厚い。
d 心臓が弛緩したときの血圧を最大血圧、心臓が収縮したときの血圧を最小血圧という。
a 心臓の内部は上部左右の心房、下部左右の心室の4つの空洞に分かれており、心房で血液を集めて心室に送り、心室から血液を拍出する。
b 心臓から拍出された血液を送る血管を動脈、心臓へ戻る血液を送る血管を静脈という。
c 静脈にかかる圧力は比較的高いため、血管壁は動脈よりも厚い。
d 心臓が弛緩したときの血圧を最大血圧、心臓が収縮したときの血圧を最小血圧という。
- (a)正 (b)正 (c)正 (d)正
- (a)正 (b)正 (c)誤 (d)誤
- (a)正 (b)誤 (c)誤 (d)誤
- (a)誤 (b)正 (c)正 (d)正
- (a)誤 (b)誤 (c)正 (d)誤
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この過去問の解説 (4件)
01
a…正しいです。
b…正しいです。
c…誤りです。
静脈は皮膚の表面近くを通っている部分が多いので、かかる圧力は比較的「低い」です。また血管壁は動脈よりも「薄い」です。
ちなみに動脈は弾力性があり、圧力がかかっても耐えられるようになっています。
d…誤りです。
心臓が弛緩したときの血圧を「最小血圧」と言い、心臓が収縮したときの血圧を「最大血圧」と言います。弛緩時と収縮時が逆になっています。
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02
a→ 心房、心室の配置と役割をすぐに思い出せるようにしておくとよいでしょう。
b→ 出て行くほうが「動脈」、戻ってくるほうが「静脈」と覚えましょう。
c→ 圧力が高いのは動脈の方です。
心臓から全身に血液を送り出す役割をしているため、ポンプが押されたときのような強い圧力がかかり、それに耐えられるように血管壁も厚くなっています。
d→ 心臓が弛緩したときの血圧は最小血圧で、心臓が収縮したときの血圧は最大血圧です。
この値は自分の血圧が正常かどうかを知る上で重要な数字になります。
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03
b-○ (213-214)
c-× (219-220)
動脈と静脈の表記が反対ですね。
d-×
心臓が血液を送り出すために筋肉をギュッと収縮させた時の血管にかかる圧を“最高血圧”、筋肉が最も緩んだ時を“最低血圧”といいます。
※カッコ内の数字は、厚生労働省から発信されてます「試験問題作成に関する手引き」内で記載されている行番号です
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04
正解:2(正 正 誤 誤)
心臓及び血管系に関する問題
a 問題文の通りです。ヒトを含む哺乳類や鳥類は二心房二心室です。
b 問題文の通りです。
c 動脈は心臓から血液を送り出す血管なので、静脈よりも高い圧力がかかっています。なお、心臓に戻ってくる方の静脈の多くは、血液の逆流防止のために弁(静脈弁)がついています。
d 心臓が最も収縮したときの血圧を最大血圧、心臓が最も弛緩したときの血圧を最小血圧といいます。
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