登録販売者の過去問
平成28年度(東京都)
人体の働きと医薬品 問38
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
登録販売者試験 平成28年度(東京都) 人体の働きと医薬品 問38 (訂正依頼・報告はこちら)
医薬品の副作用として現れる間質性肺炎に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 間質性肺炎は、肺の中で肺胞と毛細血管を取り囲んで支持している組織(間質)が炎症を起こしたものである。
b 間質性肺炎は、通常、原因となる医薬品の使用開始から1〜2日間程度で発症する。
c 間質性肺炎の症状は、かぜや気管支炎の症状との区別が難しいこともある。
a 間質性肺炎は、肺の中で肺胞と毛細血管を取り囲んで支持している組織(間質)が炎症を起こしたものである。
b 間質性肺炎は、通常、原因となる医薬品の使用開始から1〜2日間程度で発症する。
c 間質性肺炎の症状は、かぜや気管支炎の症状との区別が難しいこともある。
- (a)正 (b)正 (c)誤
- (a)正 (b)誤 (c)正
- (a)誤 (b)正 (c)正
- (a)誤 (b)正 (c)誤
- (a)誤 (b)誤 (c)正
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (4件)
01
b―✖ (989)
1〜2日間程度→1~2週間程度
c―〇 (992)
間質性肺炎は
間質に炎症が発生して肺胞の壁が硬くなってしまうので、肺が膨らみにくい状態になってしまいます。最初症状として生じるものは息切れと乾いた咳になります。
間質性肺炎に伴う呼吸困難は、いくら息を吸っても、酸素が入ってきているように感じない息苦で、先ずは体を動かしている時に感じます。経過が長くなると、肺の線維化が進んでしまって肺活量が低下して着替えだけでも感じるようにまります。
※カッコ内の数字は、厚生労働省から発信されています「試験問題作成に関する手引き」内で記載されている行番号です
参考になった数36
この解説の修正を提案する
02
a…正しいです。
b…誤りです。
原因となる医薬品の使用開始から1〜2週間程度で発症することが多いです。
c…正しいです。
かぜや気管支炎の症状と区別が難しいので、鑑別には細心の注意が必要になります。
参考になった数17
この解説の修正を提案する
03
a→ 肺の中には空気が入る部屋がいくつも存在しています。
「間質」という部分はそれらの部屋を仕切る壁のことです。
「間質」が炎症を起こした状態のことを「間質性肺炎」といいます。
b→ 原因となる医薬品の使用開始から1〜2週間程度で発症します。
c→ かぜや気管支炎の症状と似ているため区別が難しいこともあります。
参考になった数14
この解説の修正を提案する
04
正解:2(正 誤 正)
医薬品の副作用として現れる間質性肺炎に関する問題
a 問題文の通りです。間質性肺炎は抗がん剤や抗菌薬などの医薬品の副作用の他に、マイコプラズマなどの細菌による感染、たばこの煙など異物の吸入などによって引き起こされています。
b 間質性肺炎は患者ごとに経過が異なり、1~2日で発症する人もいれば、1ヶ月ほど後で発症する人もいます。
c 問題文の通りです。
参考になった数2
この解説の修正を提案する
前の問題(問37)へ
平成28年度(東京都)問題一覧
次の問題(問39)へ