登録販売者の過去問
平成28年度(東京都)
主な医薬品とその作用 問100
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問題
登録販売者試験 平成28年度(東京都) 主な医薬品とその作用 問100 (訂正依頼・報告はこちら)
一般用検査薬に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 一般用検査薬については、薬局においてのみ取り扱うことが認められている。
b 生体から採取された検体には予期しない妨害物質や化学構造がよく似た物質が混在することがあり、いかなる検査薬においても擬陰性・擬陽性を完全に排除することは困難である。
c 尿糖検査の場合、原則として早朝尿(起床直後の尿)を検体とし、尿タンパク検査の場合、食後2~3時間を目安に採尿を行う。
d 通常、尿は弱酸性であるが、食事その他の影響で中性〜弱アルカリ性に傾くと、正確な検査結果が得られなくなることがある。
a 一般用検査薬については、薬局においてのみ取り扱うことが認められている。
b 生体から採取された検体には予期しない妨害物質や化学構造がよく似た物質が混在することがあり、いかなる検査薬においても擬陰性・擬陽性を完全に排除することは困難である。
c 尿糖検査の場合、原則として早朝尿(起床直後の尿)を検体とし、尿タンパク検査の場合、食後2~3時間を目安に採尿を行う。
d 通常、尿は弱酸性であるが、食事その他の影響で中性〜弱アルカリ性に傾くと、正確な検査結果が得られなくなることがある。
- (a 、b)
- (a 、c)
- (b 、c)
- (b 、d)
- (c 、d)
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この過去問の解説 (3件)
01
・一般用検査薬は、薬局または医薬品の販売業(店舗販売業、配置販売業)において取り扱うことが認められています。
・生体から採取された検体には予期しない妨害物質や化学構造がよく似た物質が混在することがあり、いかなる検査薬においても擬陰性・擬陽性を完全に排除することは困難です。
・尿糖検査の場合、原則として食後2~3時間の尿を検体とし、尿タンパク検査の場合、早朝尿(起床直後の尿)を検体とします。
・通常、尿は弱酸性ですが、食事その他の影響で中性〜弱アルカリ性に傾くと、正確な検査結果が得られなくなることがあります。
よって、
aは「薬局においてのみ」が「薬局または医薬品の販売業(店舗販売業、配置販売業)」となり間違い。
bは問題文の通りなので正しい。
cは「尿糖検査の場合、原則として早朝尿(起床直後の尿)/尿タンパク検査の場合、食後2~3時間の尿」が「尿糖検査の場合、原則として食後2~3時間の尿/尿タンパク検査の場合、早朝尿(起床直後の尿)」となり間違い。
dは問題文の通りなので正しい。
となるので、4の組み合わせが正解です。
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02
a→ 一般用検査薬の目的は、自分の体調を理解して正しく健康管理することです。検査の結果に応じては医療機関を受診する指標にもなります。
一般用検査薬は、薬局もしくは医薬品販売業(店舗販売業、配置販売業)において取り扱うことが認められています。
b→ 検査薬における検査の結果は100%正確だとは限らないということを理解したうえで使用することが大切です。
c→早朝尿を検体とするのは、尿たんぱく質検査です。
尿糖検査は、食後2〜3時間後を目安に行うのが良いとされています。
d→ 健康な状態の尿はほとんどが弱酸性です。
尿の状態は食べ物や生活習慣によって大きく変化します。
バランスのとれた食事や正しい生活習慣を保った状態で検査を行うことで、再検査を避けられます。
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03
a.誤
一般用検査薬は尿糖・尿蛋白検査薬や妊娠検査薬などをさし、薬局または医薬品の販売業において取り扱うことが認められています。
b.正
生体から採取された検体には予期しない妨害物質や化学構造がよく似た物質が混在することがあります。
採尿の際は、最初の尿を取らず中間尿を採取するなどしてなるべく正確な検査結果が出るようにします。
c.誤
尿糖検査の場合、食後1〜2時間の尿を、尿タンパク検査の場合、早朝尿(起床直後の尿)を検査します。
糖とタンパク両方を検査する場合は、早朝尿を採尿し、尿糖が検出された場合は食後に再度採尿します。
d.正
通常、尿は弱酸性であるが、食事その他の影響で中性〜弱アルカリ性に傾くと、正確な検査結果が得られなくなることがあります。
オンジやセネガなどの医薬品の摂取でも尿糖の検査値に影響が出ることがあります。
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