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登録販売者の過去問 平成27年度 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問9

問題

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小児等の医薬品使用に関する記述について、正しいものの組み合わせはどれか。


a  小児が医薬品を使用する場合において、保健衛生上のリスク等に関して、基本的に成人と同じである。

b  医薬品の使用上の注意において、小児とは、おおよその目安として、10歳未満をいう。

c  5歳未満の幼児に使用される錠剤、カプセル剤等の医薬品では、服用時に喉につかえやすいので注意するよう添付文書に記載されている。

d  一般に、小児は、吸収されて循環血液中に移行した医薬品の成分が脳に達しやすいため、中枢神経系に影響を及ぼす医薬品で副作用を起こしやすい。
   1 .
( a、b )
   2 .
( a、c )
   3 .
( b、d )
   4 .
( c、d )
( 登録販売者試験 平成27年度 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問9 )
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この過去問の解説 (3件)

20
cdは正しいです。

a  小児が医薬品を使用する場合において、保健衛生上のリスク等に関して、基本的に成人と同じである。
→小児は大人と比べて身体の大きさに対して腸が長く、服用した医薬品の吸収率が相対的に高いため、成人とリスクが同等ではありませんので、誤りです。

b  医薬品の使用上の注意において、小児とは、おおよその目安として、10歳未満をいう。
→医薬品使用における小児の区分:乳児:1歳未満、幼児:7歳未満、小児:15歳未満 なので誤りです。
この年齢を問う問題は、それぞれ基本であり、また頻出問題でもあります。しっかりおぼえておきましょう。

付箋メモを残すことが出来ます。
10
正解は4です。

a→ 小児が医薬品を服用する場合のリスクは、成人と同じではありません。
小児は吸収率が高いため、同じ量を服用した場合ではリスクも高まります。
個人的な判断で医薬品を与えるのではなく、小児に適正な用法容量を確認したうえで使用することが大切です。

b→ 小児とは7歳以上15歳未満です。
幼児は1歳以上7歳未満、乳児は1歳未満です。

医薬品の使用上の注意の中には「大人(15歳以上)」とのみ記載されているものがありますが、それらを乳児や幼児、小児に与えてはなりません。

c→ 幼児は錠剤やカプセル剤の医薬品を飲む際に喉につかえてしまう可能性があるので注意が必要です。
窒息の恐れもあるため、服用の際はサポートしてあげるなどして慎重に行う必要があります。

d→ 小児は、中枢神経系に影響を及ぼす医薬品で副作用を起こしやすいです。
登録販売者としては、医薬品の購入者に対して使用者の年齢や症状について詳しく聞きとり、リスクの少ない医薬品を提供することが大切です。

7
小児等の医薬品使用について、
・小児が医薬品を使用する場合において、保健衛生上のリスク等に関して、基本的に成人と同じではありません。
小児は大人と比べて身体の大きさに対して腸の長さが長く、服用した医薬品の吸収率が相対的に高いです。
・医薬品の使用上の注意において、小児とは、おおよその目安として、15歳未満をいいます。
また、乳児は1歳未満、幼児は7歳未満、高齢者は65歳以上です。
・5歳未満の幼児に使用される錠剤、カプセル剤等の医薬品では、服用時に喉につかえやすいので注意するよう添付文書に記載されています。
大事に至らなくても喉につかえた経験から薬の服用に対してトラウマができてしまうので、幼児の服用は十分に気を付ける必要があります。
・一般に小児は、吸収されて循環血液中に移行した医薬品の成分が脳に達しやすいため、中枢神経系に影響を及ぼす医薬品で副作用を起こしやすいです。
また肝臓や腎臓の機能が未発達なので、医薬品の代謝や排泄に時間がかかり、作用が強く出たり副作用がより強く出たりする場合もあります。
となります。

よって、
aは「成人と同じである」が「成人と同じではない」となり間違い。
bは「10歳」が「15歳」となり間違い。
cは問題文の通りなので正しい。
dも問題文の通りなので正しい。
となるので、4が正解です。

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