登録販売者の過去問
平成27年度(地域1)
主な医薬品とその作用 問26

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問題

登録販売者試験 平成27年度(地域1) 主な医薬品とその作用 問26 (訂正依頼・報告はこちら)

かぜ薬に配合される次の成分のうち、依存性を有するものの正誤について、正しい組み合わせはどれか。


a  コデインリン酸塩

b  メチルエフェドリン塩酸塩

c  カフェイン

d  ブロムワレリル尿素
  • a 正   b 正   c 正   d 誤
  • a 正   b 正   c 誤   d 正
  • a 正   b 誤   c 正   d 正
  • a 誤   b 正   c 正   d 正
  • a 正   b 正   c 正   d 正

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は5です。

a…正しいです。
コデインリン酸塩は、その作用本体であるコデインがモルヒネと同じ基本構造を持つので、依存性がある成分です。

b…正しいです。
メチルエフェドリン塩酸塩は、中枢神経系に対する作用が他の成分に比べて強いとされ、依存性がある成分です。

c…正しいです。
カフェインには、作用は弱いながら反復摂取により、依存を形成するという性質があります。

d…正しいです。
ブロムワレリル尿素の反復摂取によって、薬物依存になることがあります。薬物依存の状態になっている場合は、自己の努力のみで依存からの離脱を図ることは困難なので、医療機関での診療が必要です。

よって、全て依存性を有します。

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02

a 正:コデインリン酸塩は、モルヒネと同じ基本構造を持つため、依存性があります。長期連用・大量摂取により、倦怠感、虚脱感、多幸感を感じるため、薬物依存の恐れがあります。

b 正:メチルエフェドリン塩酸塩は、中枢神経系に対する作用が強く、依存性に注意が必要です。

c 正:カフェインは、反復して摂取すると習慣になりやすく依存性があります。

d 正:ブロムワレリル尿素は、反復して摂取することにより依存する恐れがあります。

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03

解答:5

a.正
コデインリン酸塩は麻薬性鎮咳成分で、依存性があるため、長期投与や過量投与に注意が必要です。

b.正
メチルエフェドリン塩酸塩は覚醒剤の原料で、依存性があります。

c.正
カフェインは中枢神経を刺激して興奮させる作用をもち、依存性や急性中毒性があります。

d.正
鎮静催眠成分であるブロムワレリル尿素は、依存性があるため、長期にわたり漫然とした投与をしないように注意します。

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