登録販売者の過去問
平成27年度(地域1)
主な医薬品とその作用 問27
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問題
登録販売者試験 平成27年度(地域1) 主な医薬品とその作用 問27 (訂正依頼・報告はこちら)
一般用医薬品及びその成分の使用制限に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a サリチルアミドは、15歳未満の小児ではいかなる場合も使用してはならない。
b カフェイン等の眠気防止薬が、15歳未満の小児に使用されることがないよう注意が必要である。
c 3歳未満の幼児には、乗物酔い防止薬を安易に使用することのないよう注意する必要がある。
d 甘草湯のエキス製剤は、乳幼児に使用してはならない。
a サリチルアミドは、15歳未満の小児ではいかなる場合も使用してはならない。
b カフェイン等の眠気防止薬が、15歳未満の小児に使用されることがないよう注意が必要である。
c 3歳未満の幼児には、乗物酔い防止薬を安易に使用することのないよう注意する必要がある。
d 甘草湯のエキス製剤は、乳幼児に使用してはならない。
- a 誤 b 正 c 正 d 誤
- a 正 b 正 c 誤 d 正
- a 正 b 誤 c 正 d 誤
- a 誤 b 正 c 誤 d 正
- a 正 b 誤 c 正 d 正
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この過去問の解説 (3件)
01
b 正:カフェイン等の眠気防止薬が、15歳未満の小児に使用されることがないよう注意が必要です。小児用の眠気防止薬はありません。
c 正:3歳未満では自律神経系が未発達で、乗り物酔いが起こることはほとんどないため、3歳未満の乳幼児向けの乗り物酔い防止薬はありません。
d 誤:甘草湯は、幼児にも使用が可能です。
のどの痛みや咳に効果があります。
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02
aー誤:非ステロイド性抗炎症薬(サリチル酸系) であるサリチルアミドは 水痘(水疱瘡)又はインフルエンザにかかっている15歳未満の小児には使用できません。
bー正:カフェイン等の眠気防止薬は小児の手の届かない所に保管することとされています。
cー正:乗物酔い防止薬を3歳未満の乳幼児に服用させることはできません。
dー誤:芍薬甘草湯のエキス顆粒は保護者の指導監督のもと、2歳以上の幼児から服用できます。
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03
a.誤
15歳未満の小児のインフルエンザや水痘などに、アスピリンとその類似成分サリチルアミドを服用するとライ症候群が発症がすることが報告されています。
ライ症候群は急性脳症や肝機能障害を引き起こす重篤な副作用です。
b.正
カフェイン等の眠気防止薬は、15歳未満の小児には使用しないようにします。
15歳未満の小児はカフェインの影響が出やすいといわれています。
c.正
3歳未満の幼児には、乗物酔い防止薬を安易に使用することのないよう注意します。
3歳未満の子どもは、乗り物酔いが起こりにくいとされているので、3歳未満の子どもを対象にした酔い止めの市販薬はありません。
d.誤
甘草湯のエキス製剤は、甘くて飲みやすく乳幼児の喉の痛みの改善などに使われます。
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