登録販売者の過去問
平成27年度(地域1)
主な医薬品とその作用 問28

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

登録販売者試験 平成27年度(地域1) 主な医薬品とその作用 問28 (訂正依頼・報告はこちら)

かぜの諸症状に用いられる次の漢方処方製剤のうち、胃腸虚弱、胃炎のような消化器症状にも用いられるものの正誤について、正しい組み合わせはどれか。


a  小青竜湯

b  葛根湯

c  麻黄湯

d  小柴胡湯
  • a 正   b 正   c 誤   d 誤
  • a 誤   b 正   c 正   d 誤
  • a 誤   b 誤   c 正   d 正
  • a 誤   b 誤   c 誤   d 正
  • a 正   b 誤   c 誤   d 誤

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

かぜの諸症状に用いられる漢方処方製剤に関する問題

aー誤:小青竜湯は水様の鼻水を抑えるほか花粉症等のアレルギー性鼻炎に、またマオウを含んでいることから喘息等の咳症状に効果があります。
bー誤:葛根湯は感冒の初期(汗をかいていないもの)のほか頭痛、肩こリにも効果があります。

cー誤:麻黄湯は主に高熱がでる感冒において、発汗作用を高めて高熱を抑える効果があります。マオウを含んでいることから気管支喘息にも効果があります。

dー正:小柴胡湯はかぜの後期の諸症状のほか胃腸虚弱、胃炎のような消化器症状にも効果があります。

参考になった数46

02

a 誤:小青竜湯は、鼻炎やアレルギー性鼻炎の症状に用いられます。

b 誤:葛根湯は、感冒の初期、頭痛、肩こり、筋肉痛の症状に用いられます。

c 誤:麻黄湯は、感冒、鼻かぜ、気管支炎、鼻づまりの症状に用いられます。

d 正:胃炎、胃痛、胃腸虚弱の症状に用いられます。

参考になった数20

03

解答:4

a.誤
小青竜湯は、鼻炎に効く漢方薬で、気管支炎などの咳症状にも使われます。
胃腸の弱い人には、悪心などが生じるため不向きです。

b.誤
葛根湯は、風邪の初期に使われ、肩こりや頭痛にも使われますが、胃腸が弱い人には不向きです。

c.誤
麻黄湯は風邪の初期の咳症状などに使われますが、マオウの配合量が多いため、体力のない人には不向きです。

d.正
小柴胡湯は胃腸虚弱や胃炎などに使われます。
また風邪の後期にも使われます。

参考になった数9