登録販売者の過去問
平成27年度(地域1)
主な医薬品とその作用 問52
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問題
登録販売者試験 平成27年度(地域1) 主な医薬品とその作用 問52 (訂正依頼・報告はこちら)
漢方医学等に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 漢方医学は、古来に中国から伝わり、日本において発展してきた日本の伝統医学のことをいう。
b 漢方薬を使用する場合、漢方独自の病態認識である「証」に基づいて用いることが有効性及び安全性を確保するために重要である。
c 漢方薬は作用が穏やかであるため、仮に「証」に合わないものが選択された場合であっても、副作用を引き起こすことはない。
d 漢方処方製剤は、用法用量において適用年齢の下限が設けられていない場合であっても、生後3ヶ月未満の乳児には使用しないこととされている。
a 漢方医学は、古来に中国から伝わり、日本において発展してきた日本の伝統医学のことをいう。
b 漢方薬を使用する場合、漢方独自の病態認識である「証」に基づいて用いることが有効性及び安全性を確保するために重要である。
c 漢方薬は作用が穏やかであるため、仮に「証」に合わないものが選択された場合であっても、副作用を引き起こすことはない。
d 漢方処方製剤は、用法用量において適用年齢の下限が設けられていない場合であっても、生後3ヶ月未満の乳児には使用しないこととされている。
- a 正 b 正 c 正 d 誤
- a 正 b 正 c 誤 d 正
- a 正 b 正 c 誤 d 誤
- a 誤 b 誤 c 正 d 誤
- a 誤 b 正 c 誤 d 正
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この過去問の解説 (3件)
01
aー正:古来に中国から伝わり、日本において発展してきた日本の伝統医学が漢方医学です。西洋から日本に入ってきた蘭方(西洋医学)と区別するためにこの名前がつけられました。
bー正:漢方薬を使用する場合、漢方独自の病態認識である「証」に基づいて用いることが、有効性及び安全性を確保するために重要です。漢方の病態認識には虚実、陰陽、気血水、五臓などが挙げられます。
cー誤:「証」に合わないものが選択された場合には、効果が得られないばかりでなく、副作用を招きやすくなります。間質性肺炎や肝機能障害のような重篤な副作用が起きることもあります。「漢方薬は作用が穏やかなので副作用が少ない」という考えは誤りです。
dー正:漢方処方製剤は、用法用量において適用年齢の下限が設けられていない場合であっても、生後3ヶ月未満の乳児には使用しないこととされています。
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02
b 正:漢方薬を使用する場合、漢方独自の病態認識である「証」に基づいて用いることが有効性及び安全性を確保するために重要です。
c 誤:「証」にあわないものが選択されると、効果が得られないばかりではなく、副作用を招きやすくなります。使用する人の体質と症状を十分に踏まえ、処方を選択することが重要になります。
d 正:漢方処方製剤は、用法用量において適用年齢の下限が設けられていない場合であっても、生後3ヶ月未満の乳児には使用しないこととされています。
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03
正解:2
漢方医学等に関する正誤問題
a 正:蘭方(西洋医学)と区別するために名付けられました。
b 正:漢方独自の病態認識である「証」には、虚実・陰陽・気血水・五臓などが挙げられます。
c 誤:患者の「証」に合った漢方処方がなされていなければ、それは効果がないだけでなく好ましくない副作用を生じる恐れがあります。
d 正:問題文の通りです。
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