登録販売者の過去問
平成27年度(地域1)
人体の働きと医薬品 問66

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問題

登録販売者試験 平成27年度(地域1) 人体の働きと医薬品 問66 (訂正依頼・報告はこちら)

泌尿器系に関する記述について、正しいものの組み合わせはどれか。


a  腎臓には内分泌腺としての機能があり、骨髄における赤血球の産生を促進するホルモンを分泌する。

b  尿は、血液が濾過されて作られるため、健康な状態であれば細菌等の微生物は存在しない。

c  腎小体では、自律神経系に作用するアドレナリンとノルアドレナリンが産生・分泌される。

d  副腎皮質で分泌されるアルドステロンは、体内にカリウムと水を貯留し、塩分の排泄を促す作用がある。
  • ( a、b )
  • ( a、d )
  • ( b、c )
  • ( c、d )

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この過去問の解説 (3件)

01

a.正しい文章です。腎臓では骨髄における赤血球の分化産生を促進するエリスロポエチンというホルモンが分泌されています。
b.その通りです。
c.アドレナリン、ノルアドレナリンは副腎髄質ホルモンと呼ばれ、副腎で産生されています。そのためこの文章は誤りです。
d.カリウムと塩分が逆のため、間違いです。アルドステロンは体内に塩分と水を貯留し、カリウムの排泄促進を促します。


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02

泌尿器系に関する問題

aー正:腎臓では骨髄における赤血球の産生を促進するホルモン(エリスロポエチン)が分泌されています。

bー正:尿は糞便とは異なり、健康な状態では細菌などの微生物は存在しません。

cー誤:腎小体は原尿を生成する場所です。アドレナリンとノルアドレナリンは副腎髄質で作られる物質です。

dー誤:副腎皮質ホルモンのひとつであるアルドステロンは体内に塩分と水を貯留し、カリウムの排泄を促します。

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03

正解:1 (a b)

泌尿器系に関する組み合わせ問題

a 正:問題文の通りです。エリスロポエチンが骨髄での赤血球生成に関与しています。

b 正:問題文の通りです。

c 誤:アドレナリンやノルアドレナリンが産生されるのは、副腎髄質です。ちなみに腎小体はボウマン嚢と糸球体から出来ていて、尿細管とともにネフロンを形成しています。

d 誤:アルドステロンは体内に塩分(ナトリウム)と水を貯めて、一方でカリウムの排出を促進しています。

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