登録販売者の過去問
平成27年度(地域1)
人体の働きと医薬品 問74
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
登録販売者試験 平成27年度(地域1) 人体の働きと医薬品 問74 (訂正依頼・報告はこちら)
全身的に現れる医薬品の副作用に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a ショック( アナフィラキシー )は、顔の紅潮、皮膚の痒み、蕁麻疹等の症状が現れるが、チアノーゼに至ることはない。
b 中毒性表皮壊死融解症は、高熱を伴って広範囲の皮膚に発赤が生じ、火傷様の水疱や口唇の発赤等の症状を伴う病態で、ライエル症候群とも呼ばれる。
c 皮膚粘膜眼症候群( スティーブンス・ジョンソン症候群 )は、原因医薬品の使用開始後、1ヶ月以上経ってから起こることもある。
d 偽アルドステロン症は、副腎皮質からのアルドステロン分泌が増加していないにも関わらず発症する。
a ショック( アナフィラキシー )は、顔の紅潮、皮膚の痒み、蕁麻疹等の症状が現れるが、チアノーゼに至ることはない。
b 中毒性表皮壊死融解症は、高熱を伴って広範囲の皮膚に発赤が生じ、火傷様の水疱や口唇の発赤等の症状を伴う病態で、ライエル症候群とも呼ばれる。
c 皮膚粘膜眼症候群( スティーブンス・ジョンソン症候群 )は、原因医薬品の使用開始後、1ヶ月以上経ってから起こることもある。
d 偽アルドステロン症は、副腎皮質からのアルドステロン分泌が増加していないにも関わらず発症する。
- a 正 b 正 c 誤 d 誤
- a 正 b 誤 c 正 d 誤
- a 誤 b 正 c 正 d 正
- a 正 b 誤 c 誤 d 正
- a 誤 b 正 c 誤 d 正
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
aー誤:ショック( アナフィラキシー )は、適切な対応に遅れるとチアノーゼ・呼吸困難などを引き起こすおそれがあります。
bー正:中毒性表皮壊死融解症の発生頻度は人口100万人あたり年間0.4~1.2人とされています。皮膚粘膜眼症候群と同じく、発症機序の詳細は明らかになっていません。
cー正:皮膚粘膜眼症候群や中毒性表皮壊死融解症は、原因とされる医薬品の使用から2週間以内に発症することが多いですが、1ヶ月以上になってから発症するケースもあります。
dー正:偽アルドステロン症はカンゾウ(甘草)の摂取過多がひとつの原因になっています。
参考になった数36
この解説の修正を提案する
02
b.正しい文章です。
c.正しい文章です。スティーブンス・ジョンソン症候群、ライエル症候群ともに原因と考えられる医薬品の服用後、1ヶ月以上たってから起こることがあります。
d.正しい文章です。偽アルドステロン症は体内に塩分と水が貯留し、体からカリウムが失われたことに伴う症状で、副腎皮質からのアルドステロン分泌が増えていないにも関わらず生じるのがポイントです。
参考になった数17
この解説の修正を提案する
03
正解:3
全身的に現れる医薬品の副作用に関する問題
a 誤:ショック(アナフィラキシー)は、対応が遅れるとチアノーゼ(皮膚や粘膜が青紫色である状態)などの症状が現れることがあります。
b 正:問題文の通りです。
c 正:問題文の通りです。中毒性表皮壊死融解症は、皮膚粘膜眼症候群の進展形であると言われています。
d 正:偽アルドステロン症は、カンゾウによってよく起こります。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問73)へ
平成27年度(地域1)問題一覧
次の問題(問75)へ