登録販売者の過去問
平成27年度(地域1)
人体の働きと医薬品 問79
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問題
登録販売者試験 平成27年度(地域1) 人体の働きと医薬品 問79 (訂正依頼・報告はこちら)
呼吸器系に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 鼻腔の内壁にある粘液分泌腺から分泌される鼻汁は、鼻から吸った空気に湿り気を与えたり、粘膜を保護するため、常に少しずつ分泌されている。
b 喉頭の後壁にある扁桃はリンパ組織が集まってできていて、気道に侵入してくる細菌、ウイルス等に対する免疫反応が行われる。
c 咽頭は、喉頭と気管の間にある円筒状の器官で、軟骨の突起した部分がいわゆる「のどぼとけ」である。
d 肺胞と毛細血管を取り囲んで支持している組織を間質という。
a 鼻腔の内壁にある粘液分泌腺から分泌される鼻汁は、鼻から吸った空気に湿り気を与えたり、粘膜を保護するため、常に少しずつ分泌されている。
b 喉頭の後壁にある扁桃はリンパ組織が集まってできていて、気道に侵入してくる細菌、ウイルス等に対する免疫反応が行われる。
c 咽頭は、喉頭と気管の間にある円筒状の器官で、軟骨の突起した部分がいわゆる「のどぼとけ」である。
d 肺胞と毛細血管を取り囲んで支持している組織を間質という。
- a 正 b 誤 c 正 d 誤
- a 正 b 誤 c 誤 d 正
- a 誤 b 誤 c 正 d 誤
- a 正 b 正 c 誤 d 誤
- a 誤 b 誤 c 誤 d 正
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この過去問の解説 (3件)
01
b.誤りです。扁桃があるのは喉頭ではなく、咽頭の後壁です。
c.誤りです。喉頭と咽頭が逆になっています。喉頭は咽頭と気管の間にある軟骨に囲まれた円筒状の器官です。
d.正しい文章です。
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02
a.正
鼻汁にはリゾチームという酵素が含まれ、この酵素には細菌などに対して溶菌作用があります。
b.誤
喉頭の後壁ではなく、咽頭の後壁に扁桃はあります。扁桃は気道に侵入してきた細菌やウイルスに対して免疫反応を行ないます。
c.誤
喉頭は咽頭と気管の間にある軟骨に囲まれた器官です。この軟骨が突起した部分がのどぼとけです。
d.正
肺胞は気管支の先端にある球状に膨らんだ部分で、毛細血管が網目状に張り巡らされています。その肺胞と肺胞の間が間質です。
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03
正しい組み合わせは2です。
a~dの各選択肢については以下のとおりです。
a.正しいです。文のとおりです。
なお、鼻汁には細菌の細胞壁を分解する酵素作用や
消炎作用をもつリゾチームが含まれており、
細菌からの防御因子の一つとしての役割を果たしています。
b.誤りです。扁桃の位置の説明が誤っています。
「喉頭の後壁」ではなく、正しくは「咽頭の後壁」です。
c.誤りです。咽頭は鼻腔と口腔につながっており、
喉頭よりも手前にあります。
「咽頭は、喉頭と気管の間」の記述が誤りで、
正しくは「喉頭は、咽頭と気管の間」です。
d.正しいです。文のとおりです。
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